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1932年に建設費を渡辺甚吉からの全額寄附〔渡辺甚吉は、この功績により後の1972年(昭和47年)8月3日に岐阜市名誉市民となっている。〕により賄い設置された岐阜薬学専門学校を母体とし、1949年に岐阜市が設置した。岐阜県立ではなく、岐阜市立の大学である。 学部は薬学部のみではあるが、製造薬学科・厚生薬学科の2学科(入学定員120名)があり、大学院博士前期・後期課程が併設されている。2006年度入学生からは、薬学部6年制導入によりこれまでの2学科を改め、卒業すれば薬剤師国家試験受験資格を得られる6年制の薬学科(入学定員100名)と、研究者育成のための4年制の薬科学科(入学定員40名)に再編成された。薬科学科は卒業しただけでは薬剤師国家試験受験資格は得られないが、当面の間は経過措置として、薬学研究科修士課程修了と1年間の実習を経ることで受験資格を得ることができる。この経過措置は薬剤師法により2017年度入学者までと定められている。 中期日程入学試験を採用しており、地方公立大学には珍しく岐阜県出身の学生は10%程度で北海道~沖縄まで幅広い県から学生が集まる。2004年卒業生の薬剤師国家試験合格率90.3%。大学院在籍者を含む学生総数、約640名。専任教官65名(内博士号取得者52名)。 ==沿革== *1932年 岐阜市立岐阜薬学専門学校を創立(岐阜市九重町、現:岐阜市立梅林中学校) *1937年 岐阜市岩戸に薬草園を開設(1947年に閉園) *1949年 新制岐阜薬科大学となる *1953年 大学院修士課程を設置 *1965年 大学院博士課程を設置(岐阜市三田洞)に移転 *1968年 敷地内に薬草園設置 *1971年 薬草園を椿洞に移転 *2006年 薬学部薬学科を6年制に移行(厚生薬学科・製造薬学科廃止)、4年制学科の薬科学科を設置 *2007年 岐阜大学とともに連合創薬医療情報研究科開設(設置大学は岐阜大学) *2009年 特別選抜(推薦入試Aおよび推薦入試B)を開始 *2010年 学部4回と大学院、研究室(一部を除く)を本部キャンパス(岐阜市大学西)に移転 *2011年 独立行政法人医薬品医療機器総合機構と連携大学院を設置 構想変更の模様:岐阜大学医学部近くに4,5,6回生の教育と一部研究用の6階立て学舎増築の予定(朝日新聞地方版2005年1月26日、読売新聞地方版2005年1月27日より)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岐阜薬科大学」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gifu Pharmaceutical University 」があります。 スポンサード リンク
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