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岡本唐貴 : ミニ英和和英辞書
岡本唐貴[おかもと とうき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう, おか]
 【名詞】 1. hill 2. height 3. knoll 4. rising ground
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [とう]
 【名詞】 1. T'ang-Dynasty (China 618-907) 

岡本唐貴 : ウィキペディア日本語版
岡本唐貴[おかもと とうき]
岡本 唐貴(おかもと とうき、1903年12月3日 - 1986年3月28日)は、プロレタリア画家洋画家。本名・岡本登喜男。
生涯芸術活動に身を染め、ダダイズムシュルレアリスムなどの影響を受けた絵画、写生画を数多く残す。
長男は漫画家の白土三平(本名・岡本登)。
==年表==

*1903年(明治36年):岡山県浅口郡連島町(現在の倉敷市)に三男として生まれる。
*1918年(大正7年):米騒動、労働争議を目撃、思想的に大きな影響を受ける。
*1919年(大正8年):父・弥平次死去。農業の傍ら油絵の勉強を始める。
*1920年(大正9年):神戸市で浅野孟府と出会い、二人で東京に出、原宿にて共同生活を始める。
*1921年(大正10年):浅野と彫刻家・戸田海笛のアトリエに住み、油絵のかたわら彫刻を学ぶ。
*1922年(大正11年):東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻選科に入学。翌年退学。
*1923年(大正12年):関東大震災のため、神戸市に移る。二科会内の急進グループ・アクションに参加。
*1924年(大正13年):二科会を離れ、神原泰、矢部友衛らと三科造形美術協会の結成に参加。
*1926年(昭和1年):東京に移る。神原泰、矢部友衛、浅野孟府らとグループ造型の結成に参加。
*1928年(昭和3年):グループ造型を造型美術家協会として再組織。(全日本無産者芸術連盟(ナップ)発足)
*1929年(昭和4年):ナップ改組による日本プロレタリア美術家同盟(ヤップ)の結成に参加。黒澤明に絵を教える。
*1930年(昭和5年):相馬君子と結婚。
*1931年(昭和6年):(所属のナップにさらに団体が追加され、日本プロレタリア文化連盟(コップ)が成立)
*1932年(昭和7年):2月、長男・登(白土三平)が生まれる。夏、特高に検挙・投獄される。神戸市に移る。
*1933年(昭和8年):東京に出、同志小林多喜二の死顔を描く。大阪にて、浅野孟府と共同展開く。北海道に行く。
*1934年(昭和9年):受けた拷問からの発病(以降5年間の闘病生活)。
*1937年(昭和12年):大阪にて個展。
*1938年(昭和13年):新潟にて個展。東京練馬に画室を立てる。
*1940年(昭和15年):満州・北京に行く。大連、奉天にて個展。
*1944年(昭和19年):夏、一家で長野県に疎開。冬、住まいを移す(同じ長野県内)。
*1945年(昭和20年):2月、長女・颯子が生まれる。8月、この地で終戦。
*1946年(昭和21年):矢部友衛、山上嘉吉、寺島貞志、市村三男三らと現実会の結成に参加。日本美術会の結成に参加。
*1948年(昭和23年):現実会解散。共産党入党(1958年離党)。
*1950年(昭和25年):ソヴェート美術研究会を結成。
*1953年(昭和28年):大阪にて個展。
*1955年(昭和30年):寺島貞志、村雲大撲子、石垣栄太郎別府貫一郎、後藤禎二、山上嘉吉と点々会を創立。
*1956年(昭和31年):東京にて個展。
*1961年(昭和36年):東京にて個展。
*1962年(昭和37年):訪ソ。
*1963年(昭和38年):1月、母・留與死去(82歳)。
*1967年(昭和42年):創作画人協会の結成に参加。
*1981年(昭和56年):妻が死去。
*1986年(昭和61年):82歳で死去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「岡本唐貴」の詳細全文を読む




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