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岡枝 慎二(おかえだ しんじ、1929年3月31日 - 2005年5月23日〔岡枝慎二氏死去 映画字幕翻訳者 47NEWS 2005年6月18日閲覧〕)は日本の字幕翻訳家。東京生まれ。映画翻訳家協会会員。 == 人物 == 英、独、仏、伊、西、露、スウェーデン語の7か国語に精通し、2,000本以上の映画の字幕翻訳を行った。簡潔で透明な翻訳を特徴とする。 言葉を分かる人が少なかったヨーロッパ映画の字幕を手がけたことにより、字幕界に入る。代表作は英語映画では『エイリアン』シリーズ、『ブレードランナー』、『スター・ウォーズ』シリーズ、『ダイ・ハード』シリーズ、『リーサル・ウェポン』シリーズに加え、フランス映画の『エマニエル夫人』シリーズ、ドイツ映画の『アギーレ・神の怒り』、イタリア映画の『揺れる大地』、スペイン映画の『エル・ドラド』、ソ連(ロシア)映画の『惑星ソラリス』、スウェーデン映画の『愛の風景』など。 字幕翻訳家のスタイルを癖のない「水派」と独自色を出そうとする「蜜派」に分類し、自らは「水派」を標榜していた。そのため台詞として効果的なら決まり文句(クリシエ)の多用も推奨していた。同じ語尾を繰り返さない、「を止め」(「彼の名を?」など)をできるだけ避ける、などを信条とした。また、敬語がうまく使えないようでは翻訳はできないとも語っている。 「字幕は翻訳ではない」と主張する清水俊二や戸田奈津子と異なり、「字幕はあくまでも翻訳」だと考えていた。そのため、多くの翻訳者がクレジットを「字幕」「日本語版字幕」などとするのに対し、岡枝は「翻訳」とし続けた。 『スター・ウォーズ』に登場する概念、フォースを「理力」と訳した事が有名である。当時から賛否両論あったが、論争に加わるのは野暮だと考え沈黙を通したという。 テレビなどの吹き替えの放送に字幕翻訳者として危機感を抱き、吹き替え翻訳も手がけたことがある。 翻訳学校バベルで教鞭を取った。杉山緑、田中武人、桜井文、堀上香、椎塚葉子は弟子。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡枝慎二」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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