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岡田山古墳(おかだやまこふん)は、島根県松江市大草町の台地上にある古墳群。国の史跡に指定されている。 == 概要 == 北側の一号墳と南側の二号墳および5基の小規模な古墳からなる。一号墳は長さ約24メートルの前方後方墳で1915年(大正4年)に発掘された。内部構造は全長5.6メートル・高さ2.2メートルの片袖形横穴式石室に凝灰岩による組合式(くみあわせしき)の家形石棺を置く。「長宜子孫」の銘を有する内行花文鏡・環頭大刀・円頭大刀・圭頭大刀・銀環・金銅丸玉・轡・鞍金具・雲珠・辻金具・鈴・須恵器などが出土した。特に円頭大刀は1983年(昭和58年)になってX線撮影の結果、刀身に「各田卩臣」(額田部臣)の銀象嵌銘があることが確認された(岡田山一号墳出土大刀)。また、後漢期の中国製とみられる内行花文鏡には「長冝子孫」の銘文が見える。一号墳出土品は1985年(昭和60年)に一括して重要文化財に指定されている。二号墳は直径43メートル・高さ6.5メートルの円墳。墳丘中腹に貼石列が確認でき、埴輪とみられる小片が確認されているが、発掘調査は行われていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡田山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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