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岡田 彬（おかだ ひとし、1938年6月18日 - ）は、元社会人野球の選手・監督、元東京大学野球部監督（ポジションは捕手）である。 == 略歴・人物 == 東京府（現・東京都）出身。東京都立戸山高等学校から東京大学法学部に進学。学生時代は硬式野球部で捕手を務めた。 1963年三菱重工業に入社。京都製作所勤労課において人事・労務政策業務に携わるかたわら、三菱自動車京都の捕手兼監督として創立間もない野球部を鍛え上げ、1970年に初の都市対抗野球大会京都市代表に導いた。同年限りで現役を退き、翌1971年より1年間ドイツの三菱重工の子会社に勤務し、ヨーロッパ各国に機械の営業活動を行った。 1973年11月から1975年12月まで東大野球部監督を務める。1974年春の監督就任第一戦を勝利で飾るとともに、続いて前年度甲子園優勝投手の佃正樹投手（法政）を破り、秋には当時「昭和の怪物」と言われ全勝を続けていた江川卓投手（法政）に初黒星をつけるなど当時の六大学野球ブームの一翼を担い、1975年には12シーズンぶりの最下位脱出を果たした。特に江川攻略についてはその後、文藝春秋より本宮ひろ志作「たかされ江川卓物語」として刊行されている。 1976年から1980年までサッダーム・フセイン政権下のイラクで三菱重工化学肥料プラント建設に従事。その間イラン・イラク戦争で4度の被爆を体験した。 1986年から1992年まで三菱重工ドイツ事務所長を務める。その間ベルリンの壁崩壊・東欧民主化・東西ドイツ統一を現地で体験した。また、当時の「日経連欧州労働情勢調査団」に参加し、EU各国での調査を行った。その傍らドイツ野球連盟コーチとしてドイツ野球チームの指導を続け、少年野球チームの監督として日本に2度遠征し世界大会に参加した。 1994年から1998年まで三菱自動車トラック・バス（現：三菱ふそうトラック・バス）営業本部副本部長を務める。その後、三菱埼玉ふそう自動車販売常務、（株）ワンビシアーカイブズ常勤顧問を経て、現在千代田区観光協会常務理事・事務局長、三菱重工業空調システム顧問を務めている。また、東京六大学野球連盟規則委員も務めている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「岡田彬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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