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岡田美知代 : ミニ英和和英辞書
岡田美知代[おかだ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こう, おか]
 【名詞】 1. hill 2. height 3. knoll 4. rising ground
: [た]
 【名詞】 1. rice field 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

岡田美知代 : ウィキペディア日本語版
岡田美知代[おかだ]
岡田(永代) 美知代(おかだ(ながよ) みちよ、1885年明治18年)4月15日 - 1968年昭和43年)1月19日)は、日本の文学者、雑誌記者。田山花袋の小説『蒲団』のヒロイン、横山芳子のモデルとして知られる。
広島県甲奴郡上下町(現・府中市上下町〔府中市上下歴史文化資料館 〕)に豪商の長女として生まれ、1898年(明治31年)9月神戸女学院に入学するが、文学への志深く、1904年(明治37年)2月退学して上京、1905年(明治38年)、花袋に師事、4月女子英学塾(現・津田塾大学)に入学する。上京の途次、既知の永代静雄と京都で会い親密な仲になる。静雄との関係が花袋に知れて帰郷するが、その後『蒲団』が発表される。再度上京して永代との間に長女千鶴子を儲け、1909年(明治42年)1月花袋の養女として永代と結婚。長女を産んだのち11月いったん永代と別れるが、翌年4月再びともに富山へ行き1911年(明治44年)3月長男太刀男出産。この間、いくつかの短篇を雑誌に発表する。花袋の『妻』、『縁』にも登場する。「ある女の手紙」は花袋への意趣返しの意味を持つ美知代の作品である。
1926年大正15年)、永代と別れ、「主婦之友」記者として太刀男を連れて渡米、花田小太郎と再婚するが、花田は結核のため単身1927年(昭和2年)帰国。1944年(昭和19年)、戦争のため帰国。実妹万寿代の嫁ぎ先の広島県庄原市に住んだ。
第一高等学校明治大学で教鞭を取り、草創期の駿台高等豫備學校講師だった岡田實麿は兄。
岡田美知代の生家は上下歴史文化資料館となっている。


== 発表作品(永代美知代名義) ==

*1908年(明治41年)4月「老嬢」文章世界 
*1910年(明治43年)9月「ある女の手紙」スバル 
*同年10月「里子」スバル
*同年12月「一銭銅貨」中央公論
*同月「岡澤の家」ホトトギス
*1911年(明治44年)4月「清のぐるり」ホトトギス
*1913年(大正2年)9月「冷い顔」婦人評論 
*1914年(大正3年)1月「郷里のをんな」婦人評論           
*同年6月「蛙鳴く声」新小説
*1915年(大正4年)12月「秋立つ頃」希望    
*1958年(昭和33年)7月「花袋の「蒲団」と私」婦人朝日(『日本文学研究資料叢書 自然主義文学』に所収)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「岡田美知代」の詳細全文を読む




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