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岡野 薫子(おかの かおるこ、1929年2月28日 - )は、日本の児童文学作家。 ==来歴・人物== 東京生まれ。1945年、調布高等女学校(現・田園調布学園中等部・高等部)卒業、戦時中を両親の実家の藤枝で過ごし、1948年、東京農業教育専門学校附設女子部卒。女学校の教師、科学雑誌の編集者、スライド製作者を経て、科学映画の脚本家として活躍。35歳の時、『銀色ラッコのなみだ』で作家デビュー、サンケイ児童出版文化賞、NHK児童文学奨励賞、動物愛護協会賞受賞、1965年の『ヤマネコのきょうだい』で野間児童文芸推奨作品賞、1977年の『ミドリがひろったふしぎなかさ』で講談社出版文化賞を受賞。 以後、動物ものを中心として多くの作品を送り出し、「うさぎのお店やさん」シリーズ、「森のネズミたち」シリーズなどがある。また自伝的作品として『太平洋戦争下の学校生活』、『科学映画にかけた夢』、エッセイ『私を呼ぶ自然の仲間』、『森のネズミの山荘便り』、『猫には猫の生き方がある』、『猫がドアをノックする』がある。長野県黒姫山に仕事場を持ち、猫たちと暮らしている。自著の挿画を自ら手がけることもあり、銀座・鳩居堂画廊で定期的に個展を開催。また脚本、編集を行ったビデオ『岡野薫子の作品世界─文と絵と』は2002年度教育映像祭で優秀作品賞を受賞、児童文学界の重鎮の一人である。2007年には、4年ぶりに「森のネズミ」シリーズの新作を刊行した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡野薫子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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