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神戸 - 岡山・倉敷線は、兵庫県神戸市・三木市・小野市・加古川市・姫路市・たつの市・相生市・赤穂市と岡山県岡山市・倉敷市を結ぶ、神姫バス・両備ホールディングス(両備バス)・中鉄バスの3社が共同運行する高速バス路線である。 愛称はハーバーライナー(神姫バス)、ハーバープリンス(中鉄バス)、リョービエクスプレス神戸(両備ホールディングス)で、ハーバープリンス・リョービエクスプレス神戸はノンストップ便、ハーバーライナーはノンストップ便と一般便(山陽自動車道上の途中停留所停車あり)となっている。 また、かつては姫路市・たつの市・相生市・赤穂市と岡山市を結ぶ、播備ライナーも存在した。これらについても本項で解説する。 *席は全便座席指定制。乗車前にあらかじめ乗車券を購入しなければならない(ローソン・ファミリーマートでも発券ができる)。 *ただし、ハーバーライナー(一般便)については、乗車区間が兵庫県内(三ノ宮駅~赤穂間)のみの場合に限り自由席で、予約は不要。 == 概要 == 岡山市・神戸市都市間輸送において、高速バス大阪線ほどの旺盛な需要はなく、本数も少ないが、運行が維持されている路線である。休日に増便される特徴がある。山陽新幹線や山陽本線普通・新快速列車と競合関係にあるが、前者は速達性で歯が立たない。後者は、片道普通運賃は高速バスが若干割高ではあるが、往復割引乗車券や回数乗車券で利用したときは割安であり、アピールポイントになっている。他に、座席指定制であることや、岡山方でパークアンドライドが利用できる点もPRされている。 当初、中鉄バスと神姫バスの共同運行便として、運行が開始されたが、都市間利用に応える形で、中鉄バスがノンストップ便の運行を開始した。その後、中鉄バスと岡山電気軌道(岡電バス)の岡山市内・岡山空港バス運行などの過熱した競合が高速バスにも飛び火する形で、岡電バスが競合路線としてOKADEN EXPRESSの運行を開始した。OKADEN EXPRESSの運行開始に当たっては、岡電バスが岡山空港リムジンバスに参入したとき同様、両備グループデザイン顧問水戸岡鋭治デザインの専用新車を導入した。これに対抗するため、中鉄バスは、途中停留所停車タイプ便をノンストップ便に変更し、神姫バスのみが途中停留所便を運行する形態となった。 その後、中鉄バスと岡電バスの競合過熱は、トップ会談により解消の方向にいたり、この路線においても、市内近郊路線専業の岡電バスから、中長距離バスも運行する両備グループの両備ホールディングスに路線が移管された。その後、2009年3月に同路線は3社共同運行化された。なお、岡電バス・中鉄バス・神姫バスは、Web座席予約システムに発車オ〜ライネットのWeb予約機能を使用しているが、両備ホールディングスは同じ両備グループのリオスコーポレーションが開発し・運営する「ネットdeバス」(現:両備高速バス予約サイト)を使用しているため、岡電バスから両備ホールディングスへの移行時には、座席が収容される予約システムも変更された。さらに、2009年3月には、中鉄バス・神姫バス運行便の座席についても、「ネットdeバス」に収容される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「神戸 - 岡山・倉敷線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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