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岩崎克己 : ミニ英和和英辞書
岩崎克己[いわさき かつみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いわ]
 【名詞】 1. rock 2. crag 
: [みさき]
 (n) cape (on coast)
克己 : [こっき]
  1. (n,vs) self denial 2. self control 
: [き, つちのと]
 【名詞】 1. 6th in rank 2. sixth sign of the Chinese calendar

岩崎克己 : ウィキペディア日本語版
岩崎克己[いわさき かつみ]

岩崎 克己(いわさき かつみ、1905年1月21日 - 1993年11月20日)は日本の言語学者、歴史学者。東洋史等を研究、戦時中には、義経=ジンギスカン説を否定すべく自費出版『義経入夷渡満説書誌』を出版している。『前野蘭化』が一般には知名度が高い。
== 人物 ==
明治38年(1905年)1月21日愛知県豊橋市生まれ。旧制第八高等学校を卒業後上京し、東京帝国大学英文科、同大学院卒業後、東京外国語大学卒業。東京外国語大学ではオランダ語ポルトガル語スペイン語ロシア語ドイツ語中国語チベット語等を習得した。
その後郁文館早稲田実業学校桜蔭学園などで英語教師として勤務した。専門は語学だったが、東洋史も研究し、『書物展望』、『歴史地理』、『学鐙』などの論文を残している。
昭和18年(1943年)中国に応召、昭和21年(1946年)帰国。重要に思っていた蔵書や原稿類を福井に送って管理させていたが、福井の急襲で焼失し、研究生活は一時頓挫せざるを得なくなる。
戦後の生活は弟・義信の経営する藤倉電線の代理店である岩電産業に在籍し、生活費を稼いでしのいだ。その後新たに中国、チベットを中心にした研究を始める。晩年には岸田劉生手塚律蔵について執筆する。趣味は園芸であった。
平成5年(1993年)11月20日死去。享年88。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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