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岩紺青 : ミニ英和和英辞書
岩紺青[いわ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いわ]
 【名詞】 1. rock 2. crag 
: [こん]
 【名詞】 1. navy blue 2. deep blue 
: [あお]
 (n) 1. blue 2. green 3. green light

岩紺青 ( リダイレクト:紺青 (色) ) : ウィキペディア日本語版
紺青 (色)[こんじょう]

紺青(こんじょう)は、一般的には紫色を帯びた暗い青色のこと。この場合、色名はフェロシアン化第二鉄を主成分とする人工顔料紺青に由来しており、プルシアンブループルシャンブルー、)と呼ばれるのも同じ色である。
ただし、日本古来から「コンジョウ」とよばれる別の物質も存在する。岩群青である。

== 多様な別名 ==
和名で紺青と呼ばれる青色顔料は、1704年ドイツベルリンにおいてディースバッハ (Diesbach) によって発見された。そのため、顔料の発見地ドイツの旧王国名・州名プロイセンに由来してプルシアンブルーと呼ばれるのが一般的である。七年戦争当時はプロイセンの歩兵と砲兵とはこの染料で染めた青い制服を使用していた。日本ではプルシア藍とも。また、「ベルリンの青」という意味を込めてベルリンブルー (Berlin blue) と呼ばれることも多い。漢字で伯林青と表記されることもある。日本でベレンスと呼ばれるのも同じ色であり、これはベルリンを表すオランダ語Berlijnsが変形したものである。また、平賀源内の『物類品隲』(1763年)にはベイレンブラーウとして紹介されている。浮世絵などの出版関係者の間ではベロ藍という略称が使われた。まれに発見者の名前をとってディースバッハブルー (Diesbach blue) ともいう。
さらに、ほぼ同じ時期にフランスのパリにおいてミロリ (Milori) によってまったく同じ顔料の製法が発見されていた。これにより、発見地の名前を取ってパリスブルーあるいはパリブルー (Paris blue) と呼ばれることもある。発見者の名前をとったミロリブルー (Milori blue) という色名もある。
プルシアンブルーとはまったく異なる物質と考えられていたターンブルブルー (Turnbull's blue) が後に同じ物質であることが分かったため、これも同じものの名前として用いられるようになった。また、原料のにちなんだアイアンブルー (iron blue) をJIS慣用色名では同一色としている(ただし、アイアンブルーという色名は他の色味を表す場合があるので注意。)。ブロンズブルー (bronze blue) やチャイニーズブルー (Chinese blue) も同じ色を表す名前である。
暗色であり、また着色力が強い(他の顔料、絵具と混合すると紺青が強く影響する)ことから扱いづらく熟練を要する色であり、狼色(おおかみいろ)とも言われるが、これは色の名ではなく、他の絵具顔料を含む。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「紺青 (色)」の詳細全文を読む




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