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岩館 真理子(いわだて まりこ、1957年2月8日 - )は、日本の漫画家。北海道出身。 == 来歴 == 1973年(昭和48年)、『週刊マーガレット』(集英社)秋の増刊号に掲載された「落第します」でデビュー。以後、同誌を中心に執筆。70年代は陸奥A子・田渕由美子などに代表される、いわゆる乙女チックラブコメ風の作品を発表していたが、80年代に入ってからシリアスものに路線を変更している。90年代からは主にヤングユーなどの女性誌で執筆している。 作風は、大人の女性の等身大の恋愛を描いたものから、少女を主人公にした幻想的なものまで幅広く、繊細な感受性から生み出される独特の作品世界は、淡麗な絵柄とも相まって、多くの読者の支持を集めている。 1992年、『うちのママが言うことには』で、第16回講談社漫画賞を受賞。このほかの代表作に『1月にはChristmas』、『アリスにお願い』などがある。長い漫画家生活の中で、漫画の描き方が分からなくなるようなスランプにも、度々見舞われたことがあるという〔産経新聞(1992年5月30日)〕。 大塚英志は、岩館を「大人の少女まんが(レディースコミックではない)という新しい形を作った漫画家」と評価し、『ヤングユー』などの女性誌の発展に彼女が果たした役割は小さくないと指摘している〔大塚英志「まんがランダム 再び変革に挑む?岩館真理子」 読売新聞 1995年12月12日朝刊読書欄〕。また、よしもとばなななどの作家も、彼女に大きな影響を受けている。 近年はあまり作品を発表していないが(最近作は「Cocohana」2012年7月号掲載の『菫子』)、2014年9月から10月まで東京・港区で開催された「わたしのマーガレット展~マーガレット・別冊マーガレット 少女まんがの半世紀~」展では「週刊マーガレット」時代の自作の原画を出品した〔東京新聞、2014年9月18日付〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岩館真理子」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mariko Iwadate 」があります。 スポンサード リンク
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