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岩間宿 : ミニ英和和英辞書
岩間宿[いわま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いわ]
 【名詞】 1. rock 2. crag 
岩間 : [いわま]
 【名詞】 1. among rocks 
: [けん, ま]
 【名詞】 1. space 2. room 3. time 4. pause 
宿 : [やど]
 【名詞】 1. inn 2. lodging 

岩間宿 ( リダイレクト:岩間 (市川三郷町) ) : ウィキペディア日本語版
岩間 (市川三郷町)[いわま]

岩間(いわま)は山梨県西八代郡市川三郷町の地名である。郵便番号は409-3244。
== 歴史 ==
富士川の西岸では中世には駿州往還が主要街道として利用され、特に江戸時代には富士川舟運と関係して整備された。鰍沢河岸から西島宿の間の砥坂と呼ばれるところは断崖絶壁の要所であり、当時の技術では道路を通すことが極めて困難であったことから、鰍沢川にある箱原地区から一度富士川の東岸まで砥坂の渡し(とさかのわたし)と呼ばれる渡し船で東岸へ渡り、そこから岩間まで東岸を通った後岩崎の渡し(やさきのわたし)と呼ばれる渡し船で西岸にある西島宿へ渡るルートがとられていた。そのため岩間も岩間宿(いわましゅく)として整備され、増水等で渡河できない場合のことも考慮し伝間宿としても機能していた。また、脇街道として南側に向けて東河内路も整備され、岩間宿はその分岐点ともなっていた〔 身延町郷土資料より 〕。
江戸時代から明治時代にかけて岩間足袋(いわまたび)と呼ばれる足袋の製造が盛んであり、日清戦争日露戦争の軍需で最盛期を迎えたが、その後大資本による機械化や靴下に置き換えられる形で衰退していった。かわりに明治維新以降水晶の採掘が自由になったことからそれを素材にした印章の製造が盛んにおこなわれるようになり、戦後は組合を結成し現在に至っている〔六郷(市川三郷町)における印章業の歴史 (六郷印章業連合組合)〕。
1889年明治22年)7月1日に町村制が執行され当地は単独で西八代郡岩間村となり、その後は以下の通りに自治体区分が変貌している。
*1951年昭和26年)4月1日 - 周辺5村と合併し、西八代郡六郷村岩間となる。
*1954年昭和29年)4月1日 - 六郷村が町制施行して西八代郡六郷町岩間となる。
*2005年平成17年)10月1日 - 六郷町が市川大門町三珠町と合併して西八代郡市川三郷町岩間となり現在に至る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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