翻訳と辞書 |
岷県[みん-けん]
岷県(みん-けん)は中華人民共和国甘粛省定西市最南端に位置する県。以前は現在廃止された武都地区に属していた。 住民の97%が漢族で、他回族、チベット族などの少数民族が居住する。
== 地理 == 岷県哈は北緯34度07分から34度45分、東経104度41分から104度59分に位置する。中国の南北の境界線秦嶺は西端で南北二つに分かれ、岷県はその分かれた北の方(北秦嶺)の中腹に位置する。このあたり青蔵高原の東の縁(甘南高原)の地溝に当たり、北は洮河と渭河の分水嶺木寨嶺、嶺羅山に隣接する黄土高原の隴中高原部分である。県内には分厚いが不連続の第四紀の黄土が分散して堆積する。南と東南は黄河と長江の流域の分水嶺の高山地帯で大拉梁(3747m)、岷峨山の向こうは四川盆地である。県内の地形は主に高原に属し、地表の区画はわりと小さく川谷は広く浅い。海抜2300~3000mの間の土地が大部分である。 西部と北部は洮河中流の中山寬谷地区で洮河両岸の広い段丘は良好な耕地で、東部は山間の盆地で渭河の支流榜沙河上流閭井河流域と西漢水の支流流域である。気候は寒さが厳しく湿潤、東から西へ向かうにつれ温帯半湿潤気候から寒冷になっていく。年平均気温は5.5℃であり、1月の平均気温は氷点下7.1℃、7月の平均気温は15.9℃、年平均降水量635mm。植生の保存状態は割と良好。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岷県」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|