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岸 宏一(きし こういち、1940年6月3日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(3期)、参議院予算委員長。 山形県最上郡金山町長(7期)、金山町議会議員(1期)、参議院厚生労働委員長、厚生労働副大臣(第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣)、総務大臣政務官(第1次小泉第1次改造内閣)を務めた。 == 来歴 == 山形県最上郡金山町の山林地主である岸家の一族に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業〔http://www.kishikouichi.org/profile.html〕。1967年、故郷・金山町の町議会議員に初当選する。1971年には同町長選に出馬。以後1998年まで7期27年間にわたり町長を務めた。また町長在職中は山形県町村会会長、山形県農業会議会長、全国豪雪地帯町村対策協議会副会長、全国山村振興連盟副会長、全国町村会常任理事を歴任。金山町長在任中の1982年、早稲田大学在学中の友人で朝日新聞編集委員(当時)の田岡俊次の助言を受けて、全国の地方自治体で初めて情報公開条例を制定した。1998年、金山町長を辞職。〔http://www.kishikouichi.org/profile.html〕 第18回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で山形県選挙区から出馬し、初当選した。2002年、第1次小泉第1次改造内閣で総務大臣政務官に任命される。2004年の第20回参議院議員通常選挙で再選。2007年、第1次安倍改造内閣で厚生労働副大臣に任命され、福田康夫内閣まで務めた。2009年の山形県知事選挙では、加藤紘一が支持する現職の斎藤弘知事ではなく、新人の吉村美栄子を支持。岸の地盤である最上地方8市町村のうち、7市町村で吉村の得票数が斎藤を上回り、吉村新知事の誕生に貢献した。2010年、第22回参議院議員通常選挙で3選。同年の3月31日、高校無償化法案の採決で自民党は反対の党議拘束をかけていたが、岸、伊達忠一の2議員はこれに造反して賛成票を投じた。岸はボタンの押し間違いと釈明し、自民党執行部はこれを不問にした。 2012年の第46回衆議院議員総選挙に際しては、山形3区への阿部寿一前酒田市長の擁立を主張。自民党山形県連内では、現職の加藤紘一ではなく阿部を自民党公認で擁立する動きもあったが、結局加藤が公認を受けた。阿部は無所属で山形3区から出馬、加藤を破り、初当選した。加藤は党の73歳定年制のために比例重複立候補が認められず、比例復活も出来ずに議席を失った。 2013年、参議院政府開発援助等に関する特別委員長に就任〔http://www.kishikouichi.org/profile.html〕。 2014年、参議院予算委員長に就任〔http://www.kishikouichi.org/profile.html〕。 2015年、2016年の第24回参議院議員通常選挙に立候補せず、任期限りで引退することを表明。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岸宏一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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