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島路山(しまじやま)は三重県伊勢市宇治にある山域である。「しまじ」は「島へ通じる道」の意味と考えられている。 島路山は伊勢神宮の内宮(皇大神宮)から南東へ流れる五十鈴川支流の島路川流域の総称で、流域の稜線の周囲は約20kmである。特別な山頂を意味しないが朝熊山の山頂(555m)と接するほか、いくつかの山頂と接する。 西は五十鈴川流域の神路山と稜線を共有する。伊勢神宮の他の森林と合わせ、神宮林と呼ぶ。 東に鳥羽市河内へ至る山伏峠(498.3m)があり、南には志摩市磯部町へ至る逢坂(おおさか)峠がある。逢坂峠は1965年(昭和40年)に開通した伊勢道路では志摩路(しまじ)トンネルが作られた。 伊勢道路の島路山北部には五十鈴トンネルが作られた。 島路山と神路山にはシカなどの動物が生息しており、伊勢道路などに現れることがある。 島路山は他の神宮林と同様に、古くは神宮式年遷宮に用いるヒノキを調達する御杣山(みそまやま)であったが、これらの森林のヒノキが枯渇したため御杣山は年代により変遷し、木曽と美濃が御杣山となっている。神宮では大正末期から神宮林で檜の植林を行なっているが、間伐材を除けば遷宮に使えるようになるのは2125年からと予定されている。 島路山ではヒノキの人工林以外に広葉樹も保護されており、学術的に貴重な針広混交林とされる。 == 関連項目 == * 伊勢神宮 * 朝熊山 * 神路山 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「島路山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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