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『崖の国物語』(がいのくにものがたり、''The Edge Chronicles'')は、イギリスの作家ポール・スチュワート (Paul Stewart) と、南アフリカ出身のイラストレーター、クリス・リデル (Chris Riddell) によるファンタジー作品である。日本語版は唐沢則幸の訳により、ポプラ社から出版されている。 作家とイラストレーターが対等に表記されているのは、作家の物語を元にイラストを描くのではなく、2人で議論しながら1つのものを作り上げていったからである。本編10巻と外伝1巻が刊行されている。 == 世界観 == 巨大な岩船の崖の国には、多くの生き物が暮らす危険で神秘的な「深森」(ふかもり)、霧がたちこめて荒れた土地「崖の地」(がいのち)、生き物を惑わし、混乱させてしまう危険な「薄明の森」(はくめいのもり)、地上町から出る汚泥がたまった「泥地」(どろち)、崖の国中の多様の不思議な生き物、種族がひしめき合って暮らす「地上町」(ちじょうまち)がある。ここはまた、深森や崖の地、薄明の森、泥地と違った危険を秘めていた。地上町の中央には空に浮かぶ岩である、巨大な浮遊石(ふゆうせき)が鎖でつなぎとめられている。それは「神聖都市サンクタフラクス」(しんせいとしさんくたふらくす)である。ここでは崖の国最高の学者が集い、学問の府として栄えている。ここではさまざまな派閥争い、陰謀が繰り広げられている。空には、浮遊石を使った飛空船(ひくうせん)を操る空賊たちがいて、空を荒らしまわっていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「崖の国物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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