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小嶋 進(おじま すすむ、1953年6月4日 - )は、日本の実業家、歌手、株式会社ヒューザー(破産)の創業者。2005年~2006年にかけて、構造計算書偽造問題の関係者として注目された。 == 略歴 == * 1953年 - 宮城県加美郡色麻町に生まれる。父は農業協同組合の組合長。三男一女の4人兄弟の次男。 * 1972年 - 宮城県古川高等学校卒業。住宅販売会社に入社。2年後退社。 * 1974年 - 消火器訪問販売会社に転職。当時大卒者初任給の10倍に相当する歩合給を得る。 * 1975年 - 上京。先物取引営業マンなど様々な職に就く。 * 1976年 - マンション販売会社に入社。 * 1982年 - 恒和不動産株式会社を創業し、不動産販売の仲介事業を開始。その後幾度か社名を変更する。 * 1988年 - 仲介事業からデベロッパーへ転換。 * 2001年 - 「ヒューザー」に社名変更。 * 2005年 - 販売していたマンションの構造計算書に偽装があったため渦中の人物に(構造計算書偽造問題)。 * 1月30日、18自治体に構造計算書の偽装を見逃したとして計約139億円の損害賠償を求める訴訟を、1月31日、民間指定確認検査機関イーホームズと藤田東吾社長に名誉毀損で計5億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こす(ヒューザー破産後は名誉毀損以外、破産管財人が継続)。 * 2月16日、東京地裁がヒューザーの破産手続き開始を、3月14日には小嶋自身の破産手続き開始を決定。2月23日にはヒューザーの宅建業免許が取り消される。 * 4月18日、「耐震強度偽装を知りつつマンションを引き渡した」という詐欺の容疑で、警視庁からの任意聴取を受け、5月17日に詐欺容疑で逮捕される。 * 6月7日、東京地検は詐欺容疑で小嶋を起訴、10月5日の初公判で小嶋は無罪を主張。 * 2006年5月に小嶋は、自分が社会的に抹殺され、非常に悲惨な境遇にあることを主張した〔http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20060517-OHT1T00006.htm〕。だが、その主張の3ヶ月前には写真週刊誌に若い女性との卑猥な現場を激写されている〔小嶋社長、巨乳美女と地下鉄キス撮られた - 2006年2月28日 日刊スポーツ〕。 * 2007年 *4月11日、保釈金1500万円を現金で支払い11ヶ月ぶりに東京拘置所から保釈。 *9月25日、第18回公判に於いて検察は懲役5年を求刑。12月に結審。 *12月17日、最終意見陳述でマンション購入者に謝罪。詐欺について「完全に無実。すべては元一級建築士のしたこと、私も被害者の一人」と訴えた。判決は2008年3月25日〔http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071218-OHT1T00007.htm スポーツ報知〕。 * 2008年 *3月25日、1審判決。懲役3年、執行猶予5年、訴訟費用負担。裁判所は「積極的に騙し取ったわけではなく、弱い故意に基づいた犯行」とした。小嶋、弁護側は「この判決は間違っている」として即日控訴。2008年4月1日には検察側も控訴した。 *10月30日東京高裁にて控訴審が行われ無罪を主張。さらに現職はビル清掃の日雇い労働を行っていることを明らかにした〔「今は清掃業手伝い」ヒューザー元社長が無罪主張…控訴審 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 〕。 * 2009年3月6日、東京高裁で行われた控訴審判決では、弁護側および検察側の控訴を棄却する判決が出された。全面無罪とする弁護側の主張も量刑不当を訴えた検察側の主張もともに退けられた。小嶋は「私は無罪です」として即日上告した。 * 2011年12月13日、最高裁判所は被告の上告を棄却。東京地裁が下した懲役3年、執行猶予5年の刑が確定した〔ヒューザー元社長、有罪確定へ NHK、2011年12月13日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小嶋進」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Susumu Ojima 」があります。 スポンサード リンク
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