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大塚山古墳 (おおつかやまこふん、川合大塚山古墳)は、奈良県河合町川合にある前方後円墳。馬見古墳群を構成する古墳の1つ。国の史跡に指定されている。 == 概要 == *全長215m〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年、117頁。〕 *後円部径108m、高さ15.8m *前方部幅123m、高さ16.9m 河合町川合に所在する、前方部を南に向けた三段築成の前方後円墳である。墳丘の保存状態は良好で、周濠跡は水田になっているが、盾形の周堀の痕跡を明瞭に残している。 馬見古墳群の中ではその北部に立地する大塚山古墳群に含まれる。大塚山古墳群は前方後円墳、方墳、円墳など8基の古墳から構成されるが、本古墳はその規模の上からも中心的な位置を占めている。 調査が行われていないため埋葬施設は不明である。墳丘には葺石および円筒埴輪の囲繞が確認されている。 遺物は、円筒埴輪・朝顔形埴輪・家形埴輪の円柱部分に小型の盾を付けたもの・盾形埴輪・蓋形埴輪・須恵器模倣土師器などが確認されている〔古墳 - 河合町〕〔河合町北東部の文化財案内 (河合町サイト)〕 。 須恵質土器が含まれていることから、5世紀中頃~後半の築造と推定され、同時期では奈良盆地内で最大級の古墳である。 1956年(昭和31年)12月28日、周辺の古墳7基を含め「大塚山古墳群」として国の史跡に指定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大塚山古墳 (河合町)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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