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川尻の御蔵 : ミニ英和和英辞書
川尻の御蔵[かわしりのおくら]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
川尻 : [かわじり]
 【名詞】 1. mouth of a river 2. lower stream
: [しり]
 【名詞】 1. buttocks 2. bottom 
: [ご, お, おん, み]
  1. (pref) honourable 2. honorable 
: [そう, くら, ぞう]
 【名詞】 1. warehouse 2. cellar 3. magazine 4. granary 5. godown 6. depository 7. treasury 8. elevator

川尻の御蔵 : ウィキペディア日本語版
川尻の御蔵[かわしりのおくら]

川尻の御蔵(かわしりのおくら)とは、熊本県熊本市南区川尻に現存する、江戸時代に肥後細川藩が作った、米蔵のひとつである。国の史跡に指定されている。
== 概要 ==
肥後細川藩の年貢米の倉庫は、川を活用した水運で繁栄した河港の町、熊本市川尻の他に、熊本・高瀬(現在の玉名)・八代・大津・久住・鶴崎と、領内に7か所存在した。
この川尻御蔵は現在の川尻公会堂付近に東蔵、その中に中蔵、さらに西側に外城蔵と、三つずつの倉庫群があった。
建築年次は1680年(延宝8年)となっている〔生田宏『肥後近世史年表』(日本談義社、1958年)〕。
年貢米納入も明治に入って廃止され、東蔵・中蔵は取り壊された。
残る外城蔵だけは現存しており、約二万俵(推定)ほど納入できる二百坪蔵と六十坪蔵の2棟〔asahi.com マイタウン熊本 火の国をゆく 御蔵や船着き場 熊本市川尻 2009年12月17日 〕で、棟瓦の九曜の紋章や柱の手斧の跡が残っている。
この他、日本国内で現存する藩制時代の蔵は、鳥取県湯梨浜町にある橋津の藩倉岩手県盛岡市の南部藩倉・熊本県宇土市御倉床藩倉が確認されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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