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川崎協同病院事件(かわさききょうどうびょういんじけん)とは、同病院で医師が患者の気管内チューブを抜き、筋弛緩剤を投与して死亡させたとして、殺人罪に問われた事件〔「家族に共感すれば犯罪か」川崎協同病院事件の被告 読売新聞 2009年12月9日〕。 == 経緯 == ===事件=== 1998年11月2日、当時58歳の男性患者は気管支喘息重積発作により心肺停止の状態で川崎協同病院に運ばれてきた。患者は1985年以来、医師の診察をうけ、1984年公害病の認定を受けていた。病院到着後、救急蘇生処置で心拍再開が得られたが、低酸素性脳損傷で意識は回復せず、人工呼吸器を装着され、入院した。その後、患者に自発呼吸が見られ、11月6日に人工呼吸器が取り外されたが、気管チューブは残された。11月11日、医師はチューブを抜管して様子をみたところ、呼吸状態が悪化し、窒息する危険があったため、再びチューブを入れ直した。この間、医師は家族に患者は9割9分植物状態になる、9割9分9厘脳死状態であると説明した。家族は患者の気管内チューブを取り外すことに同意したとされた。 11月16日、妻や子、孫が集まった病室で、医師は患者が死亡することを認識しながら、気道確保のため鼻から気管内に挿入されていたチューブを抜き取った。ところが、予想に反して患者は身体をのけぞらすなど苦悶様呼吸を始めたため、医師は鎮静剤のセルシンやドルミカムを静脈注射したが、これを鎮めることができず、そこで、医師は同僚医師に助言を求め、その示唆に基づいて筋弛緩剤のミオブロックをICUからとりよせ、3アンプルを看護師に静脈注射させた。注射後、数分で呼吸は停止し、11分後には心拍も停止して患者は死亡した。 翌日、この件が院長に報告されたが、院長は医師から事情聴取し、本人に反省を促したが、処分せず、管理会議に報告をしなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川崎協同病院事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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