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「川崎市歌」(かわさきしか)は、日本の政令指定都市の1市である神奈川県川崎市の市歌。作詞・小林俊三、作曲・高階哲夫。 == 解説 == 1934年(昭和9年)に市制10周年を記念して制定された。歌詞は一般公募の入選作で、作曲は「時計台の鐘」で知られる高階哲夫が依頼により手掛けている。 神奈川県の県庁所在地である横浜市で1909年(明治32年)に制定された横浜市歌は行事での演奏や学校教育を通じて市民に幅広く普及しているのに対し、川崎市歌は2004年(平成12年)に市が実施したアンケート調査で14%と市民の認知度が非常に低い〔東京新聞、2004年7月9日付「古い市歌 見直しを検討 歌詞難しく知っている人わずか14%」。〕。主な理由としては、2度の改訂に関わらず歌詞全体が文語体で難解なことや1984年(昭和59年)に市制60周年を記念して制定した市民愛唱歌「好きです かわさき 愛の街」の方がごみ収集車のBGMに使われるなど日常的に耳にする機会が多いことなどが挙げられる。 「音楽のまち・かわさき」推進協議会では2010年(平成22年)に川崎を主題とする楽曲を集めたCD『おんまちベストコレクション 好きです かわさき』を発売しており、トラック16に佐藤征一郎が歌唱する川崎市歌が収録されている〔収録楽曲 〕。しかし、市はその後も川崎市歌のPRに積極的な姿勢を取っておらず、一例として2012年(平成24年)に東京堂出版から刊行された『全国 都道府県の歌・市の歌』では「好きです かわさき 愛の街」(トラック1・2)および川崎市歌の歌詞改訂と並行して公募を実施した市制80周年記念愛唱歌「かわさきのねいろ」(トラック4・5)しか紹介が無く川崎市歌については完全に無視されている〔中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌 』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0、183-184ページ。〕。 2015年(平成27年)、川崎市立商業高校の生徒が埼玉県の鉄道駅で市歌を発車メロディに採用している自治体が多く存在することを参考に川崎市歌のオルゴール調アレンジを試作し、市内に路線を保有する鉄道事業者へ発車メロディとしての採用を働きかける活動が神奈川新聞で報じられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川崎市歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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