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川崎市等々力陸上競技場(かわさきし とどろきりくじょうきょうぎじょう)は、神奈川県川崎市中原区の等々力緑地内にある陸上競技場。球技場としても使用される。施設は川崎市が所有し、公益財団法人川崎市公園緑地協会が指定管理者として運営管理を行っている。 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)などのサッカー大会、日本陸上競技選手権大会などの陸上競技大会などが開催されている。 == 施設概要 == * 日本陸上競技連盟第1種公認 *2007年の改修時までは第2種公認だったが、改修後第1種に昇格。ただし2013年~2015年に行ったメインスタンドの改修工事による仮設スタンドの設置に伴い、第1種公認を満たさなくなり第3種公認に一時的に降格していた〔等々力緑地概要 (P9「主な施設」、P10「等々力陸上競技場」の各項参照)〕。 * 施設面積:35,048m * 陸上トラック:400m×8レーン * フィールド:天然芝 * 収容人員:27,495人 メインの陸上競技場は日本陸上競技連盟第1種公認を受け、8レーンの陸上トラックを保有している。2階席の下には、室内用の走路もある。2008年までは、補助競技場が300mトラックの日本陸上競技連盟第3種公認であり、全天候舗装ではなくクレー舗装で、メンテナンスは余り行き届いていなかった。補助競技場のトラックは400mでないと、メインの陸上競技場は第1種認定を受けられない。そこで、2008年の第92回日本陸上競技選手権大会の会場決定を受け、川崎市が10億円を超える予算で改修工事を行うことになった。補助陸上競技場を400mの全天候舗装トラックに改修した上で、日本陸上競技連盟の第1種公認競技場として再認証を受けた。 メインスタンド中央部にある平型の屋根はスタンド全体を覆っていないが、小さな半円形の構造物が連続するバックスタンド2階席の屋根はスタンド下段にある観客通路の後方部分、全体の半分以上の席を覆い、1階席の半分以上も上部に2階席がせり出す構造になっていて、ともに降雨から観客を保護する。、記者席や一部の座席は屋根の下での観戦が可能である。記者席の後ろには貴賓席やガラス張りの放送ブースもあり、国際中継を含むテレビの生放送が複数チャンネルで可能となっている。 バリアフリー設備としては、正面入口のスロープ、メインスタンド端のエレベーター、多目的対応トイレなどの整備が行われ、メインスタンドやバックスタンドの1階通路前などに車いす用の観戦スペースが確保されている。ただし、階段を使わないと上がれないバックスタンド2階席はバリアフリー非対応である。また、バックスタンド2階席にはトイレや売店が無く、。2015年3月の改修では新メインスタンドのトイレに一方通行の動線を作るなどの工夫がなされた。15分の間に全員が観客席まで戻れることを目標として設計したという〔こんなトイレがあった! 等々力競技場、ハーフタイムの行列を解消 (1/4ページ) - 日経ビジネスオンライン 「キーパーソンに聞く」、2015年4月7日〕。 2005年J1最終節で、フロンターレを下したガンバ大阪が初のJ1優勝を果たした。この試合、試合終了間際にアラウージョがゴールを決めた際、ガンバのサポーター数十人がゴール裏(サイドスタンド)1階席から陸上トラックに侵入してアラウージョと抱き合って喜んだため、以後のフロンターレの試合ではバックスタンドや両サイドスタンドの前に可動式の柵が置かれるようになった。 、ゴール裏2階席は特に大勢の観客が見込める試合や雨天時を除いて開放せず、スタンドを開放した。なお、2013-14年はメインスタンドの撤去・再新築のため、仮設席が既存席の前に設置される関係で、Jリーグ届出の収容人員は20,693人となっている。 これまでフロンターレの主催試合では30回(2002年に1回、2003年に2回、2004年に1回、2005年に2回、2006年に3回、2007年に4回、2008年に7回、2009年に6回、2010年に4回)、1試合の入場者数で2万人台を記録している。 最多入場者数記録は、長らく2005年3月12日のフロンターレ対浦和レッズ戦の24,332人だったが、2015年4月12日のフロンターレ対浦和レッズ戦で24,992人を動員し、最多観客動員数を更新した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「等々力陸上競技場」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Todoroki Athletics Stadium 」があります。 スポンサード リンク
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