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川崎港海底トンネル(かわさきこうかいていトンネル)は、神奈川県川崎市川崎区にある千鳥町と東扇島を結ぶ、川崎市道川崎駅扇島線のトンネルである。 == 概要 == 全長2,180メートルの水底トンネルである。海底部は沈埋工法で、陸上部はオープンカットや山留工法で作られている〔(運輸省第二港湾建設局 京浜港湾事務所 京浜港直轄施工100周年記念誌 港のあゆみより)、国土交通省関東地方整備局京浜港湾事務所、2014年3月5日閲覧。〕。元々は一般車両の通行を禁止したトンネルであった。1992年に川崎マリエンが開業することとなり一般車両の通行も可能となる。1994年には首都高速湾岸線東扇島出入口の供用開始後は同出入口と川崎市街とを結ぶルートとなった。トンネル内の制限速度は50km/hである。 水底トンネルであるため、深夜を除いて危険物積載車の通行は禁止されている。首都高湾岸線の川崎航路トンネルも同様であるため、危険物積載車の東扇島と島外との現在連絡可能なルートは湾岸線大黒JCT経由のみとなっている。約2km西側に、水江町と東扇島とを結ぶJFEの海底トンネルもあるが、こちらは一般車両の通行はできない。(現在扇島内は、JFEとその関係企業および東京ガス、東京電力、東亜石油の社有地で構成されている。) 通勤・帰宅時の渋滞の緩和や災害時の代替ルートの確保を目的として水江町・東扇島間に橋〔川崎港 川崎港東扇島~水江町地区 臨港道路|事業紹介 〕の建設計画が進行している。 上下線の自動車用トンネルの間には歩行者用トンネルが設けられている。トンネル内では自転車は降りて通るようアナウンス放送が一定間隔で流れており、走行は禁止されている。なお歩行者用トンネルは、車両用のトンネルと出入口の場所が異なっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川崎港海底トンネル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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