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川本宇之介 : ミニ英和和英辞書
川本宇之介[かわもと うのすけ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [これ]
 (int,n) (uk) this
: [かい]
  1. (n,vs) shell 2. shellfish 3. being in between 4. mediation 5. concerning oneself with

川本宇之介 : ウィキペディア日本語版
川本宇之介[かわもと うのすけ]
川本 宇之介(かわもと うのすけ、1888年7月13日 - 1960年3月15日)は、日本教育学者文部省の官吏を経て東京聾唖学校東京盲学校教諭に就任した。
昭和初期のろう教育において、手話を否定し純粋口話法による教育を推進した人物のひとりである(同じ時期に口話法を推進した人物として、西川吉之助橋村徳一らがいる)。また、近代日本での教育として、「教育の社会化と社会の教育化」論を展開した。
== 略歴 ==
;1888年(明治21年)
:兵庫県に生まれる。
;1920年(大正9年)
:東京帝国大学文科大学選科を卒業後、文部省に入省。普通学務局第4課調査掛長として盲聾教育と社会教育を担当する。文部省官吏の時代に盲聾教育研究のため欧米を2年間訪問する。また、ドイツ哲学を現地の大学にて学ぶ中で、ヴィルヘルム・ヴントの『民族心理学』の説に共感、手話を未開の言葉とみなして否定し、ろう教育においての口話法を絶対的なものと確信した。
;1924年(大正13年)
:東京聾唖学校兼東京盲学校教諭に就任。
;1925年(大正14年)
:西川吉之助・橋村徳一・川本宇之介の3人で「日本聾口話普及会」を発足する。また雑誌『口話式聾教育』を創刊し、欧米の障害児教育制度・動向の紹介、研究、口話法の普及と盲聾児就学義務制の実現に尽力した。
;1931年(昭和6年)
:聾教育振興会が創立され、常任理事に就任した。
;1942年(昭和17年)
:東京聾唖学校長(現在の筑波大学附属聴覚特別支援学校)に就任。
;1956年(昭和31年)
:東京教育大学国府台分校主事兼同大学講師に就任。
;1960年(昭和35年)
:逝去。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「川本宇之介」の詳細全文を読む




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