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温湯城(ぬくゆじょう)は、石見国邑智郡(現在の島根県川本町)にあった日本の城。石見小笠原氏の居城。 == 概要 == 温湯城は、江の川の支流である会下川と矢谷川に挟まれた山(標高約219メートル〔)に築かれた山城。 山頂に2段で構成された主郭(いわゆる本丸)〔石見の城館跡 (島根県中近世城館跡分布調査報告書) - 島根県遺跡リポジトリ(島根大学附属図書館)〕があり、その周辺から東に向かう尾根が二の丸に相当する曲輪となる。二の丸は、東端の高所に櫓台〔を設け、本丸までの間を連続した堀切で遮断している〔。 本丸から北西方向に向かう尾根に3番目と4番目の曲輪があり、主郭側を「バセンバ」、離れた方を「テラヤシキ」と呼ぶ〔。また、テラヤシキよりもさらに北西に降って会下川に近い山麓が「クラヤシキ」と呼ばれており〔、平時の居館などがあったと推定される。 温湯城の北東約1.5キロメートルに出城の赤城(せきじょう)がある。ただし、先に築城されたのは赤城であり、小笠原氏の本拠が温湯城に移った後に出城として使われたと考えられる〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川本温湯城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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