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川西 實三(かわにし じつぞう、1889年(明治21年)1月2日 - 1978年(昭和53年)3月3日)は、日本赤十字社社長などを務めた内務官僚。労働問題の権威として知られた。息子は英文学者・東京大学名誉教授の川西進〔斎藤兆史「受け継がれる教養教育」『教養学部報』2011年10月5日〕。義兄に、三谷隆正と三谷隆信。新渡戸稲造を師と仰いだ。 == 略歴 == * 1889年(明治21年)1月2日 - 川西種荘の二男として生まれる。 *: 兵庫県立神戸高等学校を卒業。 * 1914年(大正3年) - 東京帝国大学法科大学法律学科(独法)を卒業。埼玉県地方課に勤める。 * 1918年(大正7年)4月6日 - 麹町区富士見町教会にて、三谷田鶴子と結婚。 *: 途中、静岡県駿東郡長、内務事務官を歴任。 * 1921年(大正10年) - 国際労働機関帝国事務所政府代表随員(スイスジュネーヴ駐在)となる。 * 1921年(大正10年)6月 - スイスローザンヌ着。 * 1921年(大正10年)11月 - スイスジュネーヴにて着任。 *: 途中、内務省社会局労政課長、同職業課長を歴任。 * 1927年(昭和2年) - 子の薫(後に学校法人女子学院理事)が生まれる。 * 1929年(昭和4年) - 子の剛(後に東芝副社長)が生まれる。 * 1931年(昭和6年) - 子の進(東京大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授)が生まれる。 * 1932年(昭和7年) - 内務省社会局保険部長を務める。 *: 国民健康保険法を立案する。 * 1936年(昭和11年)4月22日 - 1938年(昭和13年)4月18日 - 埼玉県知事を務める。 * 1938年(昭和13年)4月18日 - 1940年(昭和15年)4月9日 - 長崎県知事を務める。 * 1940年(昭和15年)4月9日 - 1941年(昭和16年)1月7日 - 京都府知事を務める。 * 1941年(昭和16年)1月7日 - 1942年(昭和17年)1月9日 - 東京府知事を務める。 * 1949年(昭和24年)11月 - 日本ILO協会会長となる。 * 1952年(昭和27年)6月19日 - 臨時医療保険審議会会長となる。 * 1956年(昭和31年)9月1日 - 社会保険審査会委員長となる。 * 1962年(昭和37年)7月7日 - 財団法人三島海雲記念財団の設立発起人となる。 * 1964年(昭和39年)11月3日 - 銀杯一組を賜る。 * 1965年(昭和40年)2月13日 - 1968年(昭和43年)2月13日 - 日本赤十字社社長を務める。 * 1965年(昭和40年)2月23日 - 1968年(昭和43年)4月9日 - 総理府中央防災会議委員を務める。 * 1969年(昭和44年)5月7日 - 勲一等瑞宝章を賜る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「川西實三」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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