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【名詞】 1. production costs 2. production requirements =========================== ・ 工 : [たくみ] 1. (n,adj-na) (1) workman 2. artisan 3. mechanic 4. carpenter 5. (2) craft 6. skill 7. (3) means 8. idea ・ 工数 : [こうすう] 【名詞】 1. production costs 2. production requirements ・ 数 : [すう, かず] 1. (n,n-suf) number 2. figure
工数(こうすう)とは作業量を表す概念のことである。 製造業を中心に、全ての産業で使われる概念である。 ふつう、人間に対して使われるが、工作機械やロボットなどの自動化設備に対しても使われることがある。 ==概要== 工数(こうすう)とは作業量を表す概念、数量のことである。 次元で表すと、=×となる。 工数を表す単位には慣例的に秒、分、時、日など時間の単位がそのまま使われる。人月など“人”を付ける場合もある。 工数にチャージと呼ばれる係数を掛けることで、その製品にかかる労務費が設定される。したがって工数の設定は原価に大きな影響を及ぼす。 工数は、見積りや工程設計によって計算される。 工数を作業者数で割ると作業時間となる。逆に工数を時間で割ると、必要な作業者数になる。 ただし、これらの言葉の意味は決め事であり、企業や組織により意味が異なる場合もある。 作業時間と工数は、意味がよく似ているが、作業時間は時間そのものを表しているのに対し、工数は作業量を表す点が異なる。 チャージとは、×-1の次元を持つ係数である。時給と書けば理解しやすいが、チャージには賃金以外の経費も含まれる。製造原価を計算するためのチャージとしては、作業者本人に支払われる賃金に光熱水費などの変動費を加えたもの、あるいは、それに固定費と償却費を加味した数値が使われることが多い。チャージの計算方法は決め事であり、企業ごと、組織ごとで異なる。 工数の概念が生まれた当初は、実際に生産作業にかかった時間とは無関係に、作業者には工数から算出された給与が支払われた。これを出来高制という。現在の企業では、作業者の賃金に対しては時給制を採用していることが多いが、出来高制は企業間の取引のときに使われる。したがって、工数と実際の作業時間の差は製造部門の赤字・黒字、さらには企業の収益となって現れる。 工数と実際の作業時間の比率を消化率といい、製造現場の管理者はこの数値を厳しく管理する立場にある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「工数」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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