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【名詞】 1. manufacturing process 2. work schedule 3. amount of work =========================== ・ 工 : [たくみ] 1. (n,adj-na) (1) workman 2. artisan 3. mechanic 4. carpenter 5. (2) craft 6. skill 7. (3) means 8. idea ・ 工程 : [こうてい] 【名詞】 1. manufacturing process 2. work schedule 3. amount of work ・ 程 : [ほど] 1. (n-adv,n) degree 2. extent 3. bounds 4. limit
工程(こうてい)は、何らかの物品を加工する上において、その各々の段階を指す。 == 概要 == 工程は、工業製品の製造など、工業的な活動において、最終的な製品として完成するまでの作業段階を細分化した、その各々を指す。卑近な例として自動車の製造を挙げると、自動車の土台となるシャーシにエンジン・トランスミッション・ドライブシャフト・ディファレンシャル・ステアリングギア・サスペンションなど様々な部品を取り付ける各々の段階が工程であるが、更にはこれら部品を製造する段階においても様々な工程があり、そういった各々の作業が集約される形で、最終的には自動車という製品が組み立てられるのである。 なお自動車の例ではその前段階として、鉄など金属を精製したり圧延したりといった素材を製造する段階(→製鉄所)もあるが、その原料から素材を作り出す段階では、それらの段階を終了した時点では、それら素材が自動車になるのか、はたまた玩具となるのか、あるいは洗濯機になるのかは限定されないため、「自動車の製造工程」には含まれない。それら素材の製造においては各々の工程を経ているが、それらはあくまでも素材の製造工程に他ならず、製鉄所としては素材こそが製品である。 こういった工程は製品の規模にもよるが、単独の工場内で完結している場合もあれば、下請けなど他の工場から調達する場合もあり、機械部品などでは他の企業から調達される場合もある。先の自動車を例にすれば、ヘッドライトの電球はA社、タイヤはB社…といった具合である。こういった部品製造段階での分業は、複雑で高度な製品を作るのに一般的に行なわれており、その様式は産業革命の後に続く工業化のれきしにおいて連綿と続いており、文明の発達に伴って様々に高度な製品が求められ製造され市場に出るに当たって、ますます複雑と成る傾向にある。これに伴い、各々の製品に掛けられる工程の段階も、その歴史の中で指数的に増大しており、大量生産ではこの徹底して効率を重視して細分化された分業体制で、連続して同一の製品を製造することを可能としている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「工程」の詳細全文を読む
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