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左術(さじゅつ、生没年不詳)は、江戸時代後期の浮世絵師。 ==来歴== 師系不詳。姓は西沢、名は民治郎。通称、民さんと呼ばれていた。画賢斎と号す。江戸堀江町2丁目の団扇問屋・伊勢屋惣右衝門方に寄食して、種々の団扇絵を描いたといわれる。作画期は天保(1830年-1844年)から嘉永(1848年-1854年)年間で、生来の左筆のため、自ら左術と号した。作品として「東都日本橋之晴朝」などが挙げられる。当時壮年であった彼は未だに妻を迎えず、ある日無断で突然外出したまま、遂に行方不明となったとされる。 ==関連項目== * 浮世絵#代表的な浮世絵師 * 浮世絵師一覧
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