|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 巨 : [こ] 【名詞】 1. big 2. large 3. great ・ 神 : [かみ] 【名詞】 1. god ・ 兵 : [へい] 【名詞】 1. (1) (common) soldier 2. rank and file 3. (2) army 4. troops 5. (3) warfare 6. strategy
巨神兵(きょしんへい)は、宮崎駿の漫画『風の谷のナウシカ』および劇場版アニメ『風の谷のナウシカ』、実写特撮映画『巨神兵東京に現わる』に登場する架空の巨大人工生命体。 == 漫画版 == 1000年前に産業文明を崩壊させた「火の七日間」で世界を焼き払ったといわれる巨大な人型人工生命体。作中の時代ではその全てが化石となり、腐海にその骸をさらしていると考えられていたが、ペジテ市の地下で発掘された一個体が復活する。主人公ナウシカを母親と認識し、彼女から「オーマ」の名を授けられ、土鬼(ドルク)の聖都シュワの墓地を封印するため共に行動した。 人間を手の平に乗せることができるほどの巨大な体躯を持ち、体表面には皮膚がなく、人体模型のように筋組織が露出している。肩部や背骨には複数の突起物が生えており、飛行時には伸張して発光する。頭頂部の尖った戦闘用ヘルメットの様な頭部には2つの丸い眼球があり、口腔部には牙が生えている。骨格に相当する部分は超硬質セラミック製で、オーマの牙には古代文字の商標が記されている。個体によっては角のあるものや、顎部のデザインなどに違いがある。作品序盤では、内部に入るためのハッチや計器類と思われる遺構の存在や、機関銃のような構造物を保持している状態で化石化した固体など、機械で構成された「巨大ロボット」と思しき描写がなされている。また発掘時には牙が無く、初登場時の「オーマ」は表面が装甲のような外郭に覆われており、終盤とはまったく異なる姿であるなど、長期にわたる連載のため外観などが著しく変化している。オーマには見られないが、火の七日間における巨神兵は光った杖、或いは槍のような物を手にしていた。 滅亡の書において、その名の由来は「光を帯びて空をおおい死を運ぶ巨いなる兵の神(おおいなるつわもののかみ)」とされている。その正体は旧世界の人類が多数創造した人工の神。あらゆる紛争に対処すべく「調停と裁定の神」としての役目を担った。 ナウシカの時代では、一般に世界を破壊した最終兵器という扱いで伝承されている。 「火の7日間」以前の世界を知る者(シュワ墓所の主など)からは「巨神」や「世界を滅ぼした悪魔」と呼ばれ忌み嫌われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巨神兵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|