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『巫女の予言短篇』(みこのよげんたんぺん)は、『詩のエッダ』の『ヒュンドラの歌』の一部の節や、スノッリ・ストゥルルソンの『散文のエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』の一部の章に残されている古ノルド語の詩である。 日本語訳では他に『短い巫女の予言』(みじかいみこのよげん)などがみられる。古ノルド語での題は『Völuspá hin skamma』。英語では『''Völuspá the Less''』や『''Voluspa hin skamma''』と訳される。 詩の名は、『ギュルヴィたぶらかし』の中でのみ、その部分をスノッリがここから引用したと示したことで知られている。 (原文は :en:Völuspá hin skamma 2007-06-13 12:24 UTC の版より引用。) 残存している他の節は、『ヒュンドラの歌』第30 - 44節に記載されている。 ベロウズ〔Henry Adams Bellows。アメリカの弁護士、法学者、州議会議員。『詩のエッダ』を面白く読みやすい文章に英訳した。〕は、『ヒュンドラの歌』の翻訳にあたって、この『巫女の予言短篇』の残された断章が、「偉大なる『巫女の予言』の、遅い時期にできた一番質の悪い模造品」であったことが明らかになったと述べている。また、その成立が12世紀に遡るとしている。 彼はさらに、『ヒュンドラの歌』のこの体裁は2つの詩を混同して複製した人物の間違いによるという考えを述べ、同時に、この節が詩としてあるいは神話としてのいかなる重大な価値も持たないと考えている。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巫女の予言短篇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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