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【名詞】 1. roll 2. scroll 3. rolled book =========================== ・ 巻 : [まき] 【名詞】 1. volume ・ 巻子本 : [かんしほん] 【名詞】 1. roll 2. scroll 3. rolled book ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November) ・ 本 : [ほん, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
巻物(まきもの)とは図書形態の1つ。巻子本(かんすぼん/けんすぼん)とも。掛軸も含まれる。 == 概要 == 折り本や冊子形態の書物が現れる以前の図書装丁であり、その歴史は長く、洋の東西を問わず見られる形態である。英語では「scroll」というが、これはescrow(捺印証本)とroll(巻いたもの)からの連想による語であり、単にrollだけでも巻物を意味する。西洋では巻物に対立する概念として、冊子状の図書装丁をコデックス(codex)という。 巻物の材質には紙のほかパピルスや羊皮紙などが使われ、複数枚をのり付けして片端に木や竹などで作った芯(軸)を付け、巻いていくことで携帯、保管がしやすいようにした(なお、日本の場合を例にとれば、芯(軸)の材料として一般には杉が高級なものには紫檀を材料としたり、漆や蒔絵を施した)。冊子と異なり、文書は紐をほどいて端から読んでいくことしかできず、検索性や一覧性に著しく欠けていたため、巻物を等寸に折り込んだ「折本」や「冊子」が主流となっていった。しかしそのあとも絵巻物や経文などとして長く利用されてきた。現在は新刊本が巻物で発刊されるということはないが、「巻数」「全巻」などの言葉にその名残をとどめている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巻物」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Scroll 」があります。 スポンサード リンク
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