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【名詞】cirrostratus, cirrostratus cloud =========================== ・ 巻 : [まき] 【名詞】 1. volume ・ 巻層雲 : [けんそううん] 【名詞】cirrostratus, cirrostratus cloud ・ 層雲 : [そううん] stratus ・ 雲 : [くも] cloud
巻層雲(けんそううん)は雲の一種。白いベール状で、薄く陰影のない雲であり、空の広い範囲を覆うことが多い。うす雲ともいう。 == 概要 == 基本雲形(十種雲形)の一つ。ラテン語学術名はcirrus(巻雲)とstratus(層雲)を合成したcirrostratus(シーロストラタス)で、略号はCs。高度5~15kmに浮かび、雲を構成する粒は氷の結晶でできている。 高層雲との違いは、陰影がないこと、非常に薄く太陽光を透過すること、暈などを発生させうることなどである。 非常に薄いため、できはじめの段階では空との見分けがつきにくく、陽が差して明るいときには、肉眼で空を見ても気が付きにくい。しかし、この薄さのために太陽光を屈折させて透過しやすく、さまざまな大気光学現象を発生させる。雲を構成する氷晶が六角柱状の場合、太陽や月を覆って暈(かさ)ができたり、幻日や環天頂アークなどが見られることがある。 形状によって、毛状雲または霧状雲に分類されることがある。 巻層雲は薄く層状に広がることが多いが、山岳波などの上空の気流の影響で波紋状やさざなみ状の模様(波状雲)を作ることもある。 十種雲形のなかで唯一副変種がない。また、同じく十種雲形のなかで唯一、地上には達しない尾流雲を含めて降水がない雲である。 低気圧や前線が近づくと現れることが多く、天候の悪化する前兆とされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「巻層雲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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