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市川 一朗(いちかわ いちろう、1937年4月12日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属。 参議院議員(3期)、農林水産副大臣(第1次小泉第2次改造内閣、第2次小泉内閣)などを歴任。 == 来歴・人物 == 宮城県栗原郡鶯沢町(現在の栗原市)出身。仙台第一高等学校卒業後、東京大学法学部入学。1961年、大学卒業と同時に建設省に入省する。国土庁防災局長、建設省都市局長、建設省総務審議官を経て、1993年に国土事務次官に就任するが、翌1994年に退官。 1995年の第17回参議院議員通常選挙に無所属(新進党推薦)で宮城県選挙区から立候補し、初当選。当選後は新進党の参議院会派である平成会に所属したものの、最後まで新進党には入党しなかった。 1997年、宮城県知事選挙で現職の浅野史郎が政党の推薦を拒否する。前回の選挙では浅野は新生党、日本新党、新党さきがけの推薦を得ていた関係から新進党党首の小沢一郎と会見を持つものの両者の溝は埋まらず、会談は決裂した。小沢は自民党宮城県連会長の三塚博とも協議し、自民、新進、公明三党の推薦を得て、市川を浅野の対立候補として擁立するが、無党派にターゲットを絞った浅野の戦略が奏功し、市川は落選した。 1998年の第18回参議院議員通常選挙に再び無所属(自民党宮城県連推薦)で立候補し当選。当選直後に自由民主党に追加公認された。自民党では宏池会に所属したが、加藤の乱で宏池会分裂後は堀内派→古賀派に所属した。2003年、小泉第2次改造内閣の農林水産副大臣に就任。小泉構造改革の支持者であり、参議院では郵政民営化特別委員会の筆頭理事を務めた。 2004年7月の第20回参議院議員通常選挙には初めて自民党公認で出馬し、3選。2006年9月、参議院議院運営委員長に就任。2007年、参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長に就任。2009年、自民党水田農業振興議員連盟会長に就任した。 農林水産行政に精通するとともに、都市政策から防災、警察、法務をはじめ、財政金融や税制など様々な分野の政策立案に携わった。 特定非営利活動法人日本防災士機構顧問。 2010年7月の第22回参議院議員通常選挙でも宮城県選挙区から自民党公認での出馬を目指していたが、自民党宮城県連が2010年1月に候補者の公募を実施し、熊谷大の擁立を決定。そのため、無所属(自民党推薦)で立候補したが〔FACE顔:候補者に聞く10参院選宮城 - 毎日jp(毎日新聞) 〕、落選した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「市川一朗」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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