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市民プラットフォーム(しみんプラットホーム、Platforma Obywatelska)は、ポーランドの政党。略称:PO(ペー・オー)。党首はエバ・コパチ。 欧州連合(EU)の立法機関である欧州議会(EP)では中道右派の欧州人民党に所属している。 == 概要 == 2000年大統領選挙で次点となったオレホフスキ(Andrzej Marian Olechowski)を支援したグループを基盤として、オレホフスキとトゥスク(Donald Tusk)、プワジンスキ(Maciej Płaźyński)の3人によって2001年1月に結成された(政党登録は2002年3月5日)。自由連合(UW)から旧自由民主会議(KLD)系の大部分と「連帯」選挙行動(AWS)内の保守キリスト教系組織である保守人民党(SKL)の主要メンバーがPOに参加、中道右派穏健主義の立場を採っている。支持層は大都市の高学歴層、中・高所得者層、西部・北部地域の住民が主体で経済界、金融、企業家等の支持が厚く市場寄りとされる。 同時期に結成された他の党(右翼政党の「法と正義」および極右政党のポーランド家族同盟)に比べて支持をのばした。2001年の議会選挙では得票率 12.68 % で第2党となり、その後2005年の議会選挙では「法と正義」に敗れたものの、続く2007年の議会選挙では得票率 41.5 % を獲得して第1党となり、政権の座についた(ポーランド農民党との連立政権)。以来、自由に立脚しながらも社会とのバランスを重視する穏健な中道右派政党として、国民より絶大な支持を集めている〔http://www.angus-reid.com/search/results/a4aa62999634b9f7c5cc4ba3da4baaab/〕。 地方議会においても、2010年11月に行われた統一地方選挙の結果、県議会と郡議会および市議会のいずれも当選者総数が第一党となった。県別でみた場合では、西部から中部に及ぶ13県議会で最大議席を確保、連立パートナーである農民党も含めると16県議会全てで過半数を確保している〔、在ポーランド日本大使館作成『ポーランドハンドブック』57頁〕。 2011年10月、任期満了に伴って実施された議会選挙では下院にて前回より得票率で2%余、議席数は2議席減となったものの、第1党を維持することに成功した。また上院では6割を上回る議席数を獲得して圧勝した。与党第2党である農民党との合計で下院の過半数を上回ったことから、民主化以降のポーランドでは初めて与党の政権続投を確実にした〔ポーランド:総選挙、与党勝利、民主化後初の政権続投 .毎日新聞2011年10月11日10時50分(最終更新12時17分)〕。11月19日、下院で内閣信任決議が承認され、第2次トゥスク内閣が正式発足した〔在ポーランド日本大使館編12月3日閲覧〕。 2013年8月、約4万2千名の党員の直接投票による党首選挙が行われ、首相で党首のトゥスクが八割近い得票を集め、対立候補のゴヴィン(元法相)を退けて再選を果たした。敗れたゴヴィンはトゥスク首相が進める社会保険庁や年金改革に対する不満を理由として9月、POを離党した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「市民プラットフォーム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Civic Platform 」があります。 スポンサード リンク
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