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布引峠(ぬのびきとうげ)は、三重県の布引山地内、津市白山町と伊賀市(旧青山町)霧生の境にある峠。 == 概要 == 室生赤目青山国定公園内に存在。三重県道29号松阪青山線(峠前後は三重県道755号老ヶ野古田青山線が重複)が峠を越える。 この峠は、古代から伊勢と伊賀を結ぶ「塩の道」として知られていた。 「伊州御用害要図」には「国境峡」と記され、「針の木原」(かつて「針の木のようなタラやイバラの生い茂った荒れ野」が広がっていた)の「切通」とも書かれていた。また、「石谷広」の呼び名もあった。 付近は、戦後の1947年(昭和22年)より外地引揚者向け農地開拓事業として、峠南部の緩い傾斜地約100haが開かれ、遠く新潟、長野等の各県から続々と入植し、80戸余りの村落を形成していた。やがて食糧事情の好転や他産業への転換などで、戸数は減少。1975年(昭和50年)ゴルフ場(メナードカントリークラブ青山コース)の開設計画が持ち上がり、数戸を残して売却して転出、ホテルを中心としたリゾート施設(メナード青山リゾート)に変貌した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「布引峠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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