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帝国自工 : ミニ英和和英辞書
帝国自工[ていこく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [みかど]
 【名詞】 1. (1) emperor (of Japan) 2. mikado 3. (2) (the gates of an) imperial residence 
帝国 : [ていこく]
 【名詞】 1. empire 2. imperial 
: [くに]
 【名詞】 1. country 
自工 : [じこう]
 (n) automobile industry
: [たくみ]
  1. (n,adj-na) (1) workman 2. artisan 3. mechanic 4. carpenter 5. (2) craft 6. skill 7. (3) means 8. idea

帝国自工 ( リダイレクト:日野車体工業 ) : ウィキペディア日本語版
日野車体工業[ひのしゃたいこうぎょう]
日野車体工業(ひのしゃたいこうぎょう、Hino Body Co.LTD)は、1975年から2004年9月まで存在した日野自動車100%出資のバストラック荷台・トレーラー車体製造会社。2002年10月「トラック架装事業」を株式会社トランテックスへ社名変更。そして(新)日野車体工業へ分割した「バス製造事業」は、2004年10月ジェイ・バスが(新)日野車体工業といすゞバス製造の2社の存続会社となり、三社合併した。
なおここでは日野車体工業になる前の1975年以前についても述べる。
== 日野車体工業以前 ==

=== 帝国自工 ===

* 1908年:東京・麻布で馬車や馬具の製作をしていた父の跡を継いだ脇田兼太郎が、黎明期の自動車産業の将来性に着目し脇田商會を興し、馬車構造の車体製作を開始。
* 1914年:技術上の問題を解決するため脇田が渡米する。車体工業の実情を視察して帰国。
* 1916年:東京・芝浦に工場を借り上げ、合資會社脇田自動車工業所を発足。翌年、脇田が病没したが経営は継承される。
* 1925年:この頃東京石川島自動車製ウーズレーCGの東京市交通局向けバスの架装を担当する。
* 1930年:脇田自動車工業株式會社と商号を変更する。
* 1935年:この頃ふそうBD46デッキ&ハーフやスミダBTトレーラーバスの鉄道省向け架装を行う。
* 1937年帝国自動車工業に改称。
* 1939年:本社製造拠点を横浜市鶴見区尻手に移し、陸軍省の軍用自動車認定工場となり、大半の軍用トラックの車体架装をする。また、鉄道省省営バスや東京市営バスの架装も行う。
* 1943年:いすゞ大型B乗用車(PA10型)のボディを手がける。帝国自工初の乗用車となる。
* 1945年:終戦後、米軍ジープの改造を経てバスボデー架装が始める。
* 1952年:この年初めて日野ジーゼル製BH11シャーシ架装を始める。(因みに日野トレーラーバスT11型の架装は新日国工業が担当していた)
* 1953年日野ブルーリボンBD系センターアンダーフロアエンジンバス登場。標準車体は金沢産業新日国工業と決まるが、初期キャラバン車は富士重工業と帝国自工が担当。国内のバスボデー市場には航空機転換組の参入が顕著で、帝国自工は他の活路を求めオート3輪の開発も始めるが発売には至らなかった。因みに帝国自工はプリンス自動車の乗用車や商業車のボデー製造も手がけていた。
* 1954年:いすゞBX91V/95V 帝国初のフレームレスモノコックリヤエンジンバス。以降BA-Bと続き、1959年まで主にいすゞ国鉄仕様を手がける。
* 1955年:経営危機に陥っていた帝国自工に対し、日野自動車役員派遣を行う。以後BD系ブルーリボンのボディ架装を始め、トラックやコンマース等の日野車比率が高まる。
* 1960年:7年ぶりの黒字を計上。国鉄高速試作バス日野RX10といすゞBU20PAのボディを手がける。
* 1961年:日野RB/RC
* 1964年:日野RA120P
* 1967年:いすゞBXD30 最後のボンネットバス
* 1969年:日野RA900P
日野車体工業発足後も1983年までモノコックボディを並行生産し、国鉄向けいすゞシャーシへの架装を続けた(架装はいすゞ・C系まで)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日野車体工業」の詳細全文を読む




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