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帝国銀行(ていこくぎんこう)は、かつて存在した日本の都市銀行。本店は東京都千代田区(現在のみずほ銀行丸之内支店、丸の内オアゾ)にあった。通称・帝銀。行章は八重桜。 == 概要 == 同じ三井組をルーツに持つ三井銀行と第一銀行が合併〔当初は十五銀行を含めた三行合併構想もあった。〕して成立。日本最大の都市銀行となったが、人事面での不均衡や事務要領等行風の相違が明確化した上、戦時下といった特殊事情もあってなかなか合併効果が出ず、むしろマイナスに働き、戦後行内は旧三井・旧第一の二派に割れ対立する事となった。このため、合併時大手行第一位だった業績は大幅に低下した〔当時の五大銀行(帝国、安田、三菱、住友、三和)の1945年からの3年間での総資産の伸び率は平均で約150%であったが、帝国銀行は約106%に留まった。〕。 この事態を収拾すべく1948年(昭和23年)、世界でも例を見ない大銀行の分割が実施され、帝銀は解散。新たに旧第一銀行系の第一銀行と旧三井・十五銀行系の帝国銀行が設立され、それぞれ営業を開始した。両行は新設分割〔現在の会社分割制度の一手法である新設分割とは無関係。〕ではあるが、三井・十五系が「帝銀」の行名を承継したため、一般にこの一件は第一銀行の分離独立と捉えられた。 新発足した帝銀は本店を中央区日本橋室町の三井本館(旧三井銀行本店で、帝銀東京支店となっていた。現在の三井住友銀行日本橋支店)に置いたが、金融当局の出店規制もあって中位行のまま推移。戦後再結集した三井グループの中核銀行となり、1954年(昭和29年)三井銀行と改称した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「帝国銀行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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