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帝産観光バス株式会社(ていさんかんこうバス)は東京都品川区に本社のある観光バス事業者である。東京都以外に、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県に支店を持つ。グレイハウンドにちなむ、走る犬をかたどったバスボディマークと「犬のマークの帝産観光バス」のキャッチフレーズで知られる。 『帝産』の名は、同社がかつて静岡県の大仁鉱山や北海道の北ノ王鉱山にて金の採掘を行っていた帝國産金興業が前身であることに由来している。 かつては関東自動車・ニッコー観光バス・札幌観光バスなどとともにジェイ・コーチグループに加入していたが、2012年3月に離脱している。 WILLER GROUP及び西日本ジェイアールバスと高速路線バスにおける管理の受委託を結んでおり、多客期には両社が運行する路線の続行便を帝産観光バスが運行する場合がある。また、過去にはWILLER TRAVELをはじめ各旅行会社が主催するツアーバスの運行にも携わっていた。 == 沿革 == * 1946年(昭和21年) - 大仁鉱山などを運営していた帝國産金興業株式會社が、戦後自動車運送業に進出するにあたり、帝産オート株式会社を設立。主にGHQの人員輸送及び在留米軍人のスクールバス運行に携わる。 * 1950年(昭和25年) - 函館市に帝産函館タクシーを設立。 * 1960年(昭和35年) - 川越市内路線を東武鉄道及び国際興業へ譲渡。 * 1963年(昭和38年) - 京都における観光バス及びタクシー事業を分離。新会社設立。(現:帝産京都自動車、帝産観光バス京都支店) * 1969年(昭和44年) - 仙台支店を「帝産観光バス仙台」として分社化。 * 1971年(昭和46年) - 水戸地区の営業を茨城オート株式会社に譲渡。 * 1972年(昭和47年) - 帝産函館タクシーを分離、函館タクシーに社名変更。 * 1981年(昭和56年) - 帝産オート株式会社の観光バス事業を分離し、帝産観光バスを設立。(営業開始は1982年1月) * 1999年(平成11年) - 名古屋支店・神戸支店をそれぞれ「帝産観光バス名古屋」「帝産観光バス神戸」として分社化。 * 2004年(平成16年) - 日本の投資会社「ジェイ・ウィル・パートナーズ」の傘下となる。 * 2008年(平成20年) - 帝産観光バス名古屋・帝産観光バス神戸を合併。 * 2012年(平成24年) - 株式会社テイサンキャピタルを幹事会社とするMBOを実施。ジェイ・コーチグループより離脱。同年12月、西日本ジェイアールバスとの管理の受委託の許可を取得する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「帝産観光バス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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