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帯締め(おびじめ)は、着物の着付けをするために必要な小道具の一つで、帯を固定するのに用いる紐。帯締め紐。 ==歴史== 帯締めは、江戸時代の文化年間にはじまる。当時人気であった歌舞伎役者が衣裳の着崩れを防止する為に、帯の上に締めたヒモが帯締めのルーツである。それを真似て装った女性らに流行し、その便利さから「帯締め」として庶民にも定着した。地方では「帯とめ紐」と呼ばれたこともあった。 当初は丸ぐけ紐が使われていたが、明治時代に廃刀令がだされると、それまで刀の下緒に使われていた組紐が、帯締めに流用されるようになった。その後、丸ぐけ紐はほとんど使われなくなり、組み紐の帯締めが主流となった。また、江戸時代には短かった紐の長さも、徐々に長さを持つようになり、戦後からは随分と長い製品もあらわれるようになった。 四季のある日本で、永々と培われた着物文化のひとつである帯締めは、着物に合わせて季節やTPOを考慮し、コーディネートする。 近年では、ビーズ帯締めは空調機器の発達により、季節を問わず利用されることも増えてきている。また、浴衣には通常用いなかった帯締めであるが、ここ数年は浴衣にも帯締めを利用する着こなしが増えている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「帯締め」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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