翻訳と辞書
Words near each other
・ 常見泰生
・ 常見海琴
・ 常見茂
・ 常見陽平
・ 常覚寺
・ 常設
・ 常設仲裁裁判所
・ 常設国際アルタイ学会
・ 常設国際司法裁判所
・ 常設国際平和局
常設統合司令部
・ 常設館
・ 常誘電体
・ 常説寺 (釜石市)
・ 常識
・ 常識 (小泉八雲)
・ 常識に欠ける
・ 常識の時間
・ 常識人
・ 常識力検定


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

常設統合司令部 : ミニ英和和英辞書
常設統合司令部[じょうせつとうごうしれいぶ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とわ, じょう]
  1. (adj-na,n) eternity 2. perpetuity 3. immortality
常設 : [じょうせつ]
  1. (n,vs) standing (a thing, in a place) 2. permanent 
統合 : [とうごう]
  1. (n,vs) integration 2. unification 3. synthesis 
: [ごう]
 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) 
司令 : [しれい]
  1. (n,vs) command 2. control 3. commander 
司令部 : [しれいぶ]
 【名詞】 1. headquarters 
: [れい]
  1. (n,n-suf,vs) command 2. order 3. dictation 

常設統合司令部 : ウィキペディア日本語版
常設統合司令部[じょうせつとうごうしれいぶ]

常設統合司令部(じょうせつとうごうしれいぶ、Permanent Joint Headquarters, PJHQ)は、イギリスの3軍からなる司令部組織で、イギリス軍の統合軍事作戦の作戦指揮、海外での軍事活動の計画・統制を担っている。単一軍種による作戦は適切な前線指揮権のもとにとどめられている。常設統合司令部を指揮するのは統合作戦部長(Chief of Joint Operations, CJO)である。常設統合司令部は、イギリスの3軍から供出された戦力の統合作戦能力を管理する統合戦力コマンド司令官に対して責任を負っている〔Defence Internal Brief, 2011DIB80, 15 September 2011〕。
常設統合司令部は1996年4月に、イギリス主導の統合作戦または潜在的な統合かつ多国籍作戦の効率性と効果を強化するため、また、他国主導による多国籍作戦に参加したイギリス軍の作戦指揮を実施するため、ハートフォードシャー・イーストベリーにあるノースウッド司令部内に設置された。
==任務と義務==

常設統合司令部の任務は以下の通りである。

統合常設司令部が設立された冷戦後の環境において、外交目標の追及のために軍隊が動員される場面は多く、その際には多くの利害関係者が関与することになる。こうした政策・政治戦略レベルの要望や利害関係などを踏まえてが軍事戦略上の指針を立案し、それに従って常設統合司令部が作戦を実施するという役割分担がなされている〔中村84 〕。
常設統合司令部は基本的にイギリスの軍事作戦の指揮にあたるが、多国籍作戦や、北大西洋条約第5条にもとづく個別的又は集団的自衛権の発動におけるイギリスの司令部ともなる〔。また、ジブラルタルキプロスイギリス主権基地領域)、フォークランド(南大西洋諸島駐留イギリス軍)およびディエゴガルシア島をも指揮している〔。ただし、いくつかの地域および司令部は常設統合司令部に含まれない〔。
*戦略核抑止
*イギリス本土の基地防衛
*北方諸島
*イギリスにおける対テロリズム(内務省
司令部組織は、アメリカを始めとするNATO諸国との連携を容易にするためNATOの幕僚組織に準じた組織となっている。司令官である統合作戦部長を補佐するため、幕僚長と統合部隊作戦準備及び訓練部長(CJFORT)の2つの役職が置かれ、それぞれ少将が就任する。後者は、陸軍または海兵隊准将(場合によっては少将)が指揮する緊急対処部隊(JRRF)および統合部隊司令部(Joint Force Headquarter, JFHQ)をあらかじめ準備し、郡種横断的な訓練を点検し、即応体制を整えることを任とする〔中村85 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「常設統合司令部」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.