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(n) Horonobe Underground Research Center =========================== ・ 幌延深地層研究センター ： [ほろのべしんちそうけんきゅうせんたー, ほろのべふかちそうけんきゅうせんたー] (n) Horonobe Underground Research Center ・ 地 ： [ち] 1. (n,n-suf) earth ・ 研究 ： [けんきゅう] 1. (n,vs) study 2. research 3. investigation ・ ー ： [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
幌延深地層研究センター（ほろのべしんちそうけんきゅうセンター、）は、北海道天塩郡幌延町に所在し、日本原子力研究開発機構が管理運営する、地下350m以上の深さへの放射性廃棄物の地層処分に関する研究を行う施設。同種の施設は、岐阜県瑞浪市と茨城県東海村にある。北海道及び幌延町との間で、本施設に放射性廃棄物が持ち込まれることはなく、処分場とすることもないとする協定を締結している〔センター紹介 -センターについて- （幌延深地層研究センター）〕。 == 施設概要 == 日本海から約14kmの内陸に位置し、宗谷本線幌延駅からは東北東に直線距離で3kmほど離れた北海道道121号稚内幌延線沿いにある。研究管理棟・試験棟・PR施設「ゆめ地創館」などからなる地上施設、東立坑・西立坑・換気立坑と排水処理施設からなる地下施設、掘削土保管場で構成される〔センター紹介 -施設の概要について- （幌延深地層研究センター）〕。試験棟では、ボーリングコアの分析などを行っている。ゆめ地創館については民主党行政改革調査会などが事業見直しの提言を行なっていたが、機構と自治体との、放射性廃棄物を持ち込まない約束を確認する役割があり、廃止は困難であるとして、機構事業全般の紹介や原子力政策のPRを排し、地層処分研究の説明に特化した上で、当面存続する方針を固めた。 地下施設のうち、2013年10月までに東立坑と西立坑は地下350.5mまで掘削され、調査坑道を周回する坑道も全域が貫通した。 地層処分は数万年~10万年を超える期間の保管を要するが、極度に未来のことで予測が困難であるため、過去に遡って変化を調査し、未来を予測する。このような手法を「ナチュラルアナログ研究」と呼ぶ。本施設では、200万年前までの地層の研究が行われている。瑞浪は花崗岩質の硬い地層であるのに対し、幌延は堆積岩質の比較的軟らかい地質となっている。地下水系は、天水系・塩水系と呼ばれるうち、塩分を含む後者が湧出する。幌延・瑞浪とも放射性廃棄物を持ち込むことはできないため非放射性同位体を用いた研究を行っており、2014年度からは約100℃の熱源を入れた実物大容器を埋没し、容器の腐食などを調査する予定〔北海道・幌延の深地層研が調査坑道を公開 来年度から本格研究 - 北海道新聞 2013年10月29日〕。なお実際に放射性物質を持ち込んだ研究は東海村で行われている。 同施設の研究分野は地球科学の広範に及ぶものであり、埼玉大学、静岡大学、山口大学、京都大学、北海道大学、サンディア国立研究所などと連携した研究を行っている〔地域振興｜幌延深地層研究センター （幌延町）〕 計画では調査研究の期間を約20年と設定、第1段階は「地上からの調査研究段階」、第2段階は「坑道掘削時の調査研究段階」、第3段階は「地下施設での調査研究段階」の三段階に分けている。2013年現在では第2段階と第3段階の研究を継続している〔[http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/cyousa25.html 幌延深地層研究センター [平成25年度の調査研究について]〕。 掘削により生じた残土は敷地内及び近隣の専用保管施設に保管され、試験終了後は埋め戻される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「幌延深地層研究センター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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