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(n) pacifism =========================== ・ 平 : [たいら, ひら] 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm ・ 平和 : [へいわ] 1. (adj-na,n) peace 2. harmony ・ 平和主義 : [へいわしゅぎ] (n) pacifism ・ 和 : [わ] 【名詞】 1. (1) sum 2. (2) harmony 3. peace ・ 主 : [ぬし, おも] 【名詞】 1. owner 2. master 3. lover 4. god ・ 主義 : [しゅぎ] 【名詞】 1. doctrine 2. rule 3. principle ・ 義 : [ぎ] 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor
平和主義(へいわしゅぎ、Pacifism)とは、戦争や武力行使、暴力に反対し、個人や組織、国家の紛争の解決を求める手段として、例外を認めない絶対的な非暴力・非軍事力により、平和の追求や実現、維持を求める思想のことである〔Encyclopedia Britannica>pacifism 〕〔Columbia Encyclopedia>pacifism 〕〔Encyclopedia.com>pacifism 〕〔Infoplease>Encyclopedia>pacifism 〕〔小学館>国語辞典>平和主義 〕〔三省堂>国語辞典>平和主義 〕〔Oxford Advanced Learner's Dictionary>pacifism 〕〔Cambridge Dictionaries>pacifism 〕〔American Heritage Dictionary>pacifism 〕。 == 概説 == 現代の社会の国内法や国際法では、個人や集団や国家としての正当防衛や緊急避難や法律が容認している業務の遂行の場合は違法性が阻却されるが、平和主義思想では正当防衛も緊急避難も法律が容認している業務の遂行の場合も、暴力や軍事力を行使することに反対し、いかなる場合も非暴力・非軍事力という手段による解決をめざす思想である〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔。平和主義を表明し主張し実行している著名な団体としては、キリスト教の宗派であるクエーカー、メノナイト、プリマス・ブレザレン、エホバの証人、アーミッシュなどである。 平和主義者・非暴力主義者の場合、徴兵制が実施されていて良心的兵役拒否が合法的に認められていない国家では信仰を守ろうとすれば処罰の対象となるという問題に直面している。 平和主義は人間の共同体について幅広い関心を持っており、特に規範的な立場から戦争の廃止や暴力の抑制を主張することに特徴付けられる。平和主義者は一般に非暴力を肯定し、殺生を行わず、敵に対しても愛情を持ち、平和を構築していくために努力することをめざす。平和主義者は良心的兵役拒否に見られるように、しばしば戦闘に参加することを拒否し、同時に間接的に軍事行動に寄与するような労務を拒否する。 平和主義の全貌を捉えるために古典的な平和主義から現代の平和主義の流れを概観するならば、その起点はイマヌエル・カントの『永遠平和のために』で示された平和構築の方法に求められる。それは国際連邦政府の樹立と常備軍の廃止、そして戦争行為の禁止というもので、それまでの主権国家を中心とした近代国際秩序の抜本的な再編を示唆するものであった。さらに国内の秩序においても、共和制の確立によって市民による政治を実現することができれば、市民が戦争行為を忌避することを促すことも指摘されている。このようなカントの平和主義はナポレオン戦争の時代を背景として形成された。後に第一次世界大戦が勃発してからはウッドロウ・ウィルソンは国際連盟の創設に力を注ぎ、第二次世界大戦後に連合国陣営によって国際連合が発足することになった。しかし大戦後に従来にない威力を持つ核兵器が出現して世界が冷戦構造で分断されると、平和主義は新しい問題に取り組まなければならなくなった。核兵器の廃絶を掲げたラッセル・アインシュタイン宣言はその取組みの一つであり、反核は平和主義の重要な焦点となっていった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平和主義」の詳細全文を読む
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