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平城宮跡保存運動 : ミニ英和和英辞書
平城宮跡保存運動[へいじょうきゅうせきほぞんうんどう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
: [しろ]
 【名詞】 1. castle 
: [せき, あと]
 【名詞】 1. (1) trace 2. tracks 3. mark 4. sign 5. (2) remains 6. ruins 7. (3) scar 
: [ほ]
  1. (n,vs) guarantee 
保存 : [ほぞん]
  1. (n,vs) preservation 2. conservation 3. storage 4. maintenance 
: [うん]
 【名詞】 1. fortune 2. luck 
: [どう]
 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion 

平城宮跡保存運動 : ウィキペディア日本語版
平城宮跡保存運動[へいじょうきゅうせきほぞんうんどう]

平城宮跡保存運動(へいじょうきゅうせきほぞんうんどう)は奈良平城京の宮殿と官庁の跡である平城宮跡とその環境を保存する市民の運動である。平城宮跡は1998年(平成10年)12月、「古都奈良の文化財」として東大寺などと共に世界遺産に登録されたが考古遺跡としては日本初である。この平城宮跡は発見された後に市民と、それに呼応した関係者による保存運動の長年の運動展開で守られ、草地の遺跡として親しまれ現在まで残ってきた。
== 平城宮跡の近年の状態 ==

保存運動創設以来、特別史跡になってからは文化庁管轄で、鳥や虫、さまざまな動物たちの餌場と寝ぐらとなっている草地の自然状態となっていた〔カヤネズミも 国交省が環境調査」 ">「ニュース奈良の声」「奈良・平城宮跡、自然豊か 鳥65種・植物365種、ツバメのねぐらやカヤネズミも 国交省が環境調査」 〕。これを守りつつ、文化財としての保存を運動は進めてきて市民の憩いの場となっていた。しかし、国交省管轄になってから、2012年9月24日奈良新聞で初めて報道されたが、翌日から草地を掘り起こして土系のソイルセメント〔採石や土に、一般に3~5%のセメントを混ぜ、締め固めて草など生やさぬ形で安定処理する。〕で固めて、建物復元と広場築造をすることが整備であると総額800憶円の公共工事として進められている。そのため保存運動と政府・国交省との大きな対立となっている。「国営平城宮跡歴史公園」の整備の方針や説明では「導入すべき機能 ④自然的環境保全・創出機能 都市部に残された貴重な緑地として、自然的環境を保全・創出するとともに、その活用を図ることにより、自然体験の機会を提供します。」と表明し〔管理者 国交省国営飛鳥歴史公園事務所ホームページ「国営平城宮跡歴史公園とは?」 〕、環境に配慮すると言うが、特に一帯の燕の2万羽のねぐらを潰す、遊水地工事をして対立は深まっている〔日本野鳥の会奈良支部が観察」 ">「ニュース奈良の声」「奈良・平城宮跡 ツバメのねぐら、最大2万羽 日本野鳥の会奈良支部が観察」 「ニュース奈良の声」「奈良・平城宮跡、治水工事で野鳥の樹林伐採」 樹林伐採については不要であったことを認めた。〕。
一方で、国交省側では、草地は整備されていない場所という見解で、除去し広場を作り観光客を増やすのが目的の事業だと述べている。ただし2008年に国土交通省が利用者に対してアンケートをすると平城宮跡整備について「あまり手を加えず、現在の自然や歴史資源を保存する」と現状凍結を望む意見が半数超えている〔「ニュース奈良の声」「奈良・平城宮跡整備、現状凍結望む意見が半数超える 08年、国交省の国営公園化報告書 利用者アンケート」 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「平城宮跡保存運動」の詳細全文を読む




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