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平城山丘陵(ならやまきゅうりょう)は、奈良県奈良市と京都府木津川市の県境を東西に延びる丘陵。また、西部を佐紀丘陵、東部を佐保丘陵と独立して呼ぶことがある〔角川地名大百科辞典編纂委員会編「角川日本地名大辞典29 奈良県」、角川書店、1990年3月、ISBN 9784040012902〕〔平凡社地方資料センター編「日本歴史地名大系30 奈良県の地名」平凡社、1981年6月23日、ISBN 9784582490305〕〔奈良市史編集審議会編「奈良市史 地理編」堀井甚一郎奈良教育大学名誉教授・千田正美奈良県立畝傍高等学校教諭・西田和夫奈良教育大学教授・野崎清孝奈良大学地理学研究員・藤本寅雄奈良県立生駒高等学校教諭・堀内義隆奈良文化女子短期大学助教授著、奈良市発行、吉川弘文館出版販売、1970年3月31日、ISBN 464201571X〕。 平城山は多くの別表記を持つ。古綴では、平城山の他に那羅山、平山があり〔三省堂編修所編「コンサイス日本地名事典 第5版」谷岡武雄監修、三省堂、2007年11月20日、ISBN 9784385160511〕、さらに奈良山、乃楽山とも〔平凡社地方資料センター編「日本歴史地名大系26 京都府の地名」平凡社、1981年3月13日、ISBN 9784582490268〕〔角川地名大百科辞典編纂委員会編「角川日本地名大辞典26 京都府 下巻」角川書店、1982年7月、p.619、ISBN 9784046229373〕〔国史大辞典編集委員会「国史大辞典 第十巻」吉川弘文館、1989年9月30日、ISBN 9784642005104〕〔秋庭隆編「日本地名大百科 ランドジャポニカ」小学館、1996年12月20日、ISBN 9784095231013〕。国境にあったことから手向山ともいった〔「校注 歌枕大観 山城編」森本茂、大学堂書店、1979年2月27日、NCID BN03594687〕。 奈良の地名の語源の一とされる〔「日本地名伝承論」池田末則、平凡社、1977年4月15日、ISBN 9784582467017〕。 == 概要 == 海抜100m前後の洪積層佐保累層の砂礫層が大部分を占め、盆地床との比高は80m〔〔。一部にバッドランドがみられる〔。丘陵内は小谷が樹枝状に形成され、河川は分水界が奈良市側に偏っており、丘陵が北へ傾斜していることから京都府側へ北流する〔。第二次世界大戦後は一時米軍基地となったが、奈良ドリームランド開園後は住宅地化が進み、現在は平城・相楽ニュータウンが建設されている〔〔〔。丘陵の西側は生駒山地の裾、東側は笠置山地の裾があり、山裾南には佐保川が西流する〔〔。 この丘陵は奈良盆地と京都盆地に接し、古くは大和から京都へ行く際は、奈良時代は西の歌姫越、平安時代以降は東の般若寺越が使われ、ともに奈良坂とも呼ばれた。万葉集では小松、峰の黄葉、霧、黒木、鳥、児手柏などが題材として詠まれ、八雲御抄には大和の名所として、五代集歌枕には山城の名所として挙げられている〔〔〔。また、丘陵内には古墳時代後期の古墳や奈良時代の瓦窯が、丘陵の南には佐紀盾列古墳群が残っている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平城山丘陵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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