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平家貞 : ミニ英和和英辞書
平家貞[たいら の いえさだ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
平家 : [へいけ]
 (n) the Taira (Heike) family
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

平家貞 : ウィキペディア日本語版
平家貞[たいら の いえさだ]

平 家貞(たいら の いえさだ)は、平安時代後期の武将。伊賀を本拠とする伊勢平氏譜代の有力家人である。平忠盛平清盛の二代に渡って仕え、「一ノ郎等」(『愚管抄』)といわれた。
== 生涯 ==
平忠盛の側近として知られ、公卿たちが殿上人になった忠盛を闇討ちにする計画を立てた際、殿上の小庭に武装して控えて未然に防いだという逸話がある(『平家物語』巻一「殿上闇討」)。
忠盛の信頼は厚く、平氏の本領である伊賀国鞆田荘の沙汰人となり、東大寺などの勢力を排除して在地経営に携わった。忠盛が西国の海賊追討に赴くとこれに付き従い、海賊追捕の賞として兵衛尉から左衛門尉に昇進する(『中右記長承3年(1134年)閏12月12日条)。
忠盛の死後は清盛に仕え、保元の乱平治の乱で活躍する。保元3年(1158年)清盛が大宰大弐となり九州へ進出すると、家貞も筑後守に補任され、薩摩の阿多忠景や肥前の日向通良の反乱を鎮圧するなど、平氏の九州での勢力拡大に大きな役割を果たした。『平家物語』は一ノ谷の戦いで戦没したと記しているが、『玉葉』ではこれ以前に既に他界していた旨の記述がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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