翻訳と辞書
Words near each other
・ 平山区
・ 平山千里
・ 平山友梨香
・ 平山周
・ 平山喜堂
・ 平山城
・ 平山城 (大隅国)
・ 平山城児
・ 平山城址公園
・ 平山城址公園駅
平山増之助
・ 平山夢明
・ 平山太郎
・ 平山季重
・ 平山寿三郎
・ 平山小学校
・ 平山崇
・ 平山嵩
・ 平山常陳事件
・ 平山幸司


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

平山増之助 : ミニ英和和英辞書
平山増之助[ひらやま ますのすけ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たいら, ひら]
 【名詞】 1. the broad 2. the flat 3. palm
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [ぞう]
 (n) increase
: [これ]
 (int,n) (uk) this
: [すけ]
 (n) assistance

平山増之助 : ウィキペディア日本語版
平山増之助[ひらやま ますのすけ]
平山 増之助(ひらやま ますのすけ、1861年9月5日文久元年8月1日) - 1914年大正3年)6月29日)は、明治期の薬学博士日本陸軍一等薬剤正。下総国出身。
== 経歴 ==
1861年9月5日((旧暦)文久元年8月1日)、下総多古藩(現千葉県香取郡多古町)藩医平山玄盆の次男として生まれ〔」〕、1872年明治5年)東京横浜に遊学し東京大学予備門を経て1882年明治15年)東京大学医学部薬学を卒業した〔「東京帝国大学一覧 従明治20年至明治21年」 P260「製薬士 明治15年卒業 平山増之助(東京帝国大学)〕。
直後に日本陸軍剤官副となり熊本鎮台病院に勤務し〔、1888年(明治21年)1月熊本薬学専門学校初代校長となる(ドイツ留学により退任)。1889年(明治22年)7月にドイツに留学した〔1889年(明治22年)7月13日付け『官報』 7月10日付け独逸国留学を命ずる 平山増之助〕。近代薬学を学んだ陸軍薬剤監として1891年(明治24年)12月帰国後すぐに東京衛戍病院付き陸軍軍医学校教官を命じられ、日清戦争時には大本営付きとして戦地衛生材料補給計画を立案した〔。1897年(明治30年)2月には軍医学校教官兼務のまま薬剤監唯一の陸軍省医務局課員となり〔1897年(明治30年)2月22日付け『官報』 2月19日付け陸軍予備病院付き兼軍医学校教官を免ず・医務局兼軍医学校教官を命ず 平山増之助〕、同年5月には薬剤監初の衛生会議議員に命じられ〔1897年(明治30年)5月19日付け『官報』 5月14日付け陸軍衛生会議議員 平山増之助〕、1900年(明治33年)より始まった『第三改正日本薬局方』日本薬局方調査会においては委員となり〔、終了間際の1906年(明治39年)9月には主査委員となった〔1906年(明治39年)9月29日付け『官報』 9月28日付け日本薬局方調査会主査委員を命ず 日本薬局方調査会委員平山増之助〕。
1902年(明治35年)7月には陸軍内の衛生材料管理の責任である陸軍衛生材料廠長心得(代理)に起用され〔1902年(明治35年)7月14日付け『官報』 7月12日付け陸軍衛生材料廠長心得兼務を命ず 陸軍三等薬剤正平山増之助〕、日露戦争時において衛生材料廠長として戦線全体に円滑な衛生材料補給を実施し、それらの功績から1906年(明治39年)4月陸軍一等薬剤正(大佐相当)に昇任した〔。1907年(明治40年)11月20日、薬学研究における成果も認められ薬学博士学位を授与された〔1907年(明治40年)11月21日付け『官報』 11月20日付け薬学博士学位授与 平山増之助〕。翌年には薬剤師試験における試験委員に任じられた〔1908年(明治41年)2月1日付け『官報』 1月31日付け薬剤師試験委員を仰せ付ける 薬学博士平山増之助〕。
1909年(明治42年)11月、病から陸軍を辞した後、1910年(明治43年)9月富山県立薬学専門学校校長に就任し、病の進行から1914年大正3年)に退官し帰京、同年6月29日死去した〔。陸軍薬局方ばかりでなく日本薬局方の改正に深く関与し、晩年は日本薬学会編纂委員・同会議員、後に会長として日本の薬学発展に寄与した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「平山増之助」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.