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平出(へいしゅつ)とは、文書の文中に敬意を表すべき文字が出てきたときにこれに敬意を表すために行われる書式の1つ。「平頭抄出」の略(『令義解』)であり、該当する用語を用いる際に改行を行って当該用語を行頭に置いて書き出すこと。 == 概要 == 中国の書式に倣って公式令にて闕字とともに規定された。闕字よりは厚礼とされている。ただし、中国の唐の律令における公式令の規定と日本の大宝律令の公式令と養老律令の公式令では適用された用語に違いがあることが知られている。公式様文書を始め各種の文書で広く用いられた。中世の書札様文書でも用いられていたが、公文書の変化を反映して、天皇や院の意向や気持ちを意味する「綸旨」「院宣」「天気」「院御気色」などの語が平出の対象とされていた。近世に入ると、幕府や将軍を意味する「御公儀」や(公儀の)「仰出」なども平出の対象とされた。近代に入ると、擡頭・闕字・闕画とともに文章を煩雑する原因とみなされ、1872年(明治5年)1月に天皇の諱に対する闕画を廃止し、8月には左院の議によってその他の平出・擡頭・闕字・闕画を文中に用いることを停止した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「平出」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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