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幷州 ( リダイレクト:并州 ) : ウィキペディア日本語版 | 并州[へいしゅう]
并州(へいしゅう)は中国にかつて存在した州。 上古の中国の九州の一つに数えられている。具体的な区域については、『周礼』では「正北」すなわち中原から真北側にあたる地域であるとし、五岳の一である恒山を山鎮とするとしている。 ==漢代== 前110年(元封元年)、全国を13州に分割し各州に刺史を設置した際、山西省の大部分と河北省・内モンゴル自治区の一部を并州とし太原、上党、西河、朔方、五原、雲中、定襄、雁門の9郡管轄した。また并州刺史とは別に朔方郡に朔方刺史が置かれ、塞北の広大な草原地帯を管轄していた。 前漢滅亡後の混乱期には、匈奴と結んだ盧芳が并州北部に割拠したが後に光武帝帰順している。後漢になると州治を晋陽に置いた。35年(建武11年)には朔方刺史部を廃して并州に編入した。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bingzhou 」があります。
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