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幸田 弘子(こうだ ひろこ、本名:三善弘子、1932年8月29日 - )は、日本の朗読家。東京都出身。女子美術大学卒業。 夫は音楽評論家で東京音楽大学名誉教授の三善清達〔長澤泰治『NHKと共に七〇年: わが回想の九〇年』(藤原書店、2008年)p.165。〕。 == 経歴 == 1953年NHK東京放送劇団に入り、舞台・放送で女優として活動。1976年の連続テレビ小説「雲のじゅうたん」に出演。また、NHKラジオで主演した音楽詩劇「オンディーヌ」(三善晃作曲)で文部大臣賞、イタリア賞大賞受賞。 舞台で古典から現代文学作品までの朗読を続け、1977年から毎年「幸田弘子の会」を開催、樋口一葉を中心に、『源氏物語』や泉鏡花・森鴎外・夏目漱石・堀辰雄・瀬戸内寂聴の作品などを舞台で朗読。 舞台朗読という新しい分野を確立した功績に対し、1981年、1982年、1984年と続けて文化庁芸術祭優秀賞受賞。1985年一葉の『十三夜』『大つごもり』などで芸術選奨文部大臣賞、1995年毎日芸術賞、1996年紫綬褒章、2002年藤村記念歴程賞受賞。1991年より国語審議会委員を三期つとめる。 1991年4月13日、「一枚の写真」(フジテレビ)に出演。 2003年秋旭日小綬章受章。1999年より『源氏物語』、『おくのほそ道』などによる「古典を読む」会の連続公演も開始。 2001年から「源氏語り五十四帖」と題して『源氏物語』の原文を、彩の国さいたま芸術劇場で読み始めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「幸田弘子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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